美しき短編集
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2008/06/24
- メディア: ハードカバー
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それにしても美しい。空と、戦いと、その間でしか生きて行くことができない人々と。読み終わってすぐに、またシリーズを読み直したいと気持ちになった。特に読みたいのがナ・バ・テアとフラッタ・リンツ・ライフあたりの、クサナギがクサナギとして飛び回っていたころの巻かな。やはり草薙水素が好きだ。
141/200
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/01/30
- メディア: 単行本
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こちらも短編集、というかファンブックのような出来で、一見さんにはお勧めできない感じ。伊坂ファンが「黒澤さんかっこいい〜」と悶絶するための本だ。当然自分もそうした。
どの伊坂作品を読んでも思うのが、エンターテイナーに徹しているな、ということ。読者を楽しませることにかけては絶対の自信を持っていて、読者も「さあ、どんなトリックをみせてくれるのですか?」と身をゆだねられる。そんな美しい関係が本を通じて結ばれているのだな、と思った。
142/200
ところで、またスカイクロラシリーズを読むとしたら、読み直しは100冊読書の数に入れていいんだろうか・・・? ま、勝手にやってることだから自分で決めればいいんだけど。