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卒業

日常

就業時間のベルが鳴り、しばらくして職場のあちこちからパチパチという音が聞こえてきた。定年退職した人たちを送る拍手だ。
約40年、人生の3分の2を一つの職場で勤め上げて、どんな気持ちでその拍手を受けているのだろう。
 
粉骨砕身会社に貢献した人もいれば、毎日退社時間が来るのを待ちわびる日々を送ってきた人もいるはず。でも、そのどちらであってもこれだけの長い期間、ひとつところで働き続けたというのはある種の"偉業"なのかもしれない。
同じく今年定年退職になった義父に
「退職おめでとうございます」
と伝えた。本当は、お疲れ様でした、あたりが適切なのかもしれないけれど、無事に勤め上げたことはとてもめでたいことだと感じたので。
 
自分の場合、入社からこれまでの年数と、今から定年までの年数を比べるとだいたい1:5くらい。あと5倍か、と思うと長いような気もするけど、反面あっという間のような気もして、妙な気持ちです。
自分はどういう形で会社を"卒業"することになるのか、他の人の卒業を見て考えさせられた一日でした。

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