やっぱり将棋が好き
そんなにコミックスを買わないせいもあるけれど、初めて店頭売り切れの漫画に出会った。
- 作者: 柴田ヨクサル
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/12/19
- メディア: コミック
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こちとら連載一回目から注目してたっちゅうねん、ニワカどもめ、という気もしなくはないが、無事ゲットできたのでまあ良し。テンションだけで乗り切ってると思わせつつ、棋譜もしっかりしていて楽しい。連載ではなく単行本を買って読まなくては、と思わされる一冊なので、展開は全部知っていてももう一度読みたくなるのだ。
本気の勝負もいいけれど、賭けになってない賭けが大好きだ。二こ神さんとのおっぱい勝負に続いて、賭ける物が「受け師さんへの"告白"」とは(笑)
帯には羽海野チカ先生の激励文が載っている。ヤングアニマルで同じく将棋漫画を連載しているけれども、こちらは先週号あたりから例のウミノワールドが広がってきていて、徐々に面白くなりそうな雰囲気を出している。最初はどうなるか心配だっただけに、ほっと胸をなでおろした。
- 作者: 石黒正数
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2007/08/03
- メディア: コミック
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ついでにこちらも購入。1,2巻とどんどん調子を上げてきたという印象。しみじみくるのは2巻、笑えるのは3巻。シュールな笑いがたまらなくツボを突いてくる。
漫画以外の本はこれ。
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/07
- メディア: 単行本
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ぬああああ。なんだろう、この負けた感は。凄いトリック。凄いレトリック。読後に思わず図を描いて時系列を整理してしまうくらい実験的な試みがこめられているんだけど、読中はそれときづかされないくらい"普通の"ミステリとして読ませるのが憎い。
前に何かの賞で「伊坂幸太郎はもっといい作品を書けるから取らせなかった」といわれていたことがあったけど、なんかすごく納得できる気がした。
79/100
正月休みの間にいっぱい本を読もうと思って借りてきたけど、31日から2日まで車で札幌に行くことになったのであんまり読めそうにない。残念。
こうなると自動車と比べて汽車が高上がりなのが良く分かる。移動時間をただ移動するためだけではなく、ほかの事に使えるってのは確かに素晴らしい。ただ今回は嫁さんも運転できる車で行くので、多少本を持っていこうと思っている。酔わないといいんだけど・・・。