引き際が肝心
眠れないので10ゲームもやってしまった。おかげで後半は集中力が切れてボロボロ。2連敗の後5連勝して3連敗、というありさまで、一時は1400にあと少しというところまで来たのに結局振り出しに戻ってしまいました。
ゲーム 勝敗 通算成績 勝率 レーティング Yahoo!チェス 5勝5敗 19勝13敗 0.59 1340(+14)
さすがに眠いのですが、記憶に残ったものだけ解析していたらとんでもないゲームがありました。黒が自分です。
。
ここから総攻撃を仕掛けていくのですが、重要なのはそこにどれだけ駒が効いているかです。今回は黒のポーンの目の前のD4のマスが決戦の舞台になります。彼我の勢力比は、
- 白:E3ポーン・F3ナイト
- 黒:D5ポーン・C5ビショップ・D8クイーン
2対3でわが軍の優勢です。ここで以下のように攻めようと思ったのですが・・・。
13... d4
14.exd4 Bxd4?
15.Nxd4 Qxd4
実はこの時点で負けていました。敗着はBxd4。ここはBxf3と、F3のナイトを先にビショップで取ってしまうべきでした。実戦では白は15.Nb5と跳ねたので事なきを得ましたが、これでやられてたら地団駄ものです。最後はクイーンとキングをピンにして勝ち、という会心の一撃のような勝利を決めただけに、解析途中でChess Base Lightが相手の有利だと診断した時には驚きました。
今日の教訓
- キングと同じ色のビショップに注意*1。特にb1-h7ダイアゴナルは警戒。
- チェックは絶対的なイニシアチブ。どんな手でも自分にチェックがかからないか読む。
*1:相手のキングと同じ色のビショップを大事にして、逆の色のマスにポーンチェインを作るようにするのもいい作戦か?