いくらでも

仕事が全然先に進まない。
「前例どおり」じゃダメなのは分かるけど、高度な突っ込みはもっと熟練してから頼むぜ。何を基準に仕事をしていいのかわからん。
 
それはいいとして、些細なことをねちねちとダメ出しされるのが一番困る。
「この表現で誤解されないのか」
といわれても、"フツー"の基準をどこにおくかで変わってくるのだからやりようがない。バカになろうと思えばいくらでもなれるわけだから。
懇切丁寧に説明しだすと文章は冗長になり、字の密度はどんどん高くなり、誰も読まない書類のできあがり。
クレームが怖いのは分かるけど、この程度の説明文が読めない人は、逆に電話してくれた方が懇切丁寧に教えてあげられる、というか、どんなに分かりやすくかいたって理解しないだろ。
 
今週は、99%の確率で廃棄される文書を黙々と作る週。
丸一日穴を掘って、次の日にそれを埋めさせられるという拷問を連想させるような仕事だけど、のこり1%が怖いのでせっせと仕上げる。
ま、怖いのはお互い様ということか。違うか。