SIMフリー版iPhone XS買ったのに使えなかった話

香港旅行記の途中ですが、iPhoneXSが届いたので速報です。

これまで2014年モデルのiPhone6を騙し騙し使ってきて、バッテリーの持ちが悪くなれば交換し、ディスプレイが割れては交換してきましたが、さすがに全般的にもっさり過ぎて使い物にならなくなってきたのでSIMフリー版のiPhoneXS(256GB)をAppleストアから一括払いで買ってしまいました。

www.apple.com

データ移行が超簡単で、iPhoneXSのディスプレイに表示された謎の文様をiPhone6で写して、あとは隣に置いておけば全く同じ中身のものが2台作られるという謎技術。なんだこれは……。魔法?

そんな感じであっさりと移行を終了して、さあ使い始めるぞ! とSIMカードを入れ替えて外に持ち出したところ、4G回線を掴まないという罠が。さらには通話もできず、ただの大きめの黒い石版状態でした。アップルーーーー!!!

mineoとauの罠

しかしこれはmineoの罠で、aプランのSIMはau VoLTE対応SIMでなければ、SIMフリー版のiPhoneに対応していないのだった。

f:id:Red-Comet:20180925215643p:plain

ところが全般的にmineoが悪いわけでもなく、そもそも自分がau時代に買ったiPhone6SIMロックフリーにできない最後の機種。auSIMロックが掛かったままで使えるSIMがあるということでmineoにしており、そのSIMがSIMロックフリー版のiPhoneで使えないというわけで、つまり元凶はauにあった。

そもそもauMVNOに厳しくて、テザリングができないとか無駄に制限があるんだよなあ。この前の停電の時は電波が強くて良かったけど。

ただ、停電のときの対応はmineoがひどくて、「被害にあった人にはパケットをやろう。ただし今現在で1GBを割っている人限定でな!」というのを月初めに言ってこられたってもらいようがない。

そもそもmineoは混雑時に通信内容を読み取って劣化させたり、SSL通信に帯域制限をかけたりとやりたいことやったもん勝ちの会社なので、早いとこ抜け出したいという気持ちがあった。

togetter.com

そんなこんなでmineo残る義理はなく、どうせSIMカードを変えるのにも手数料が取られるので、これを機会にMNP転出をキメることにしました。

楽天モバイルってどうなの?

自分は割と楽天の下僕で、生活用品はことごとく楽天カードで買ってポイントをためている人間なので、まず第一候補に楽天モバイルが上がってきた。


なんだかんだで一月に10GB近く使ってしまうことが多く、せっかく安いMVNOにしても利点を生かせないので、楽天モバイルのスーパーホーダイプランが良いのではないかと密かに狙っていた。 月に1,490円と激安の割に、最初の2GBを使い切っても1Mbps出るというので良さそうに見えたんだけどここにも罠が。なんとこの値段、3年縛りプランに加入することが前提で、さらに割引は2年しか持たないという頭がおかしい仕様。 2年縛りにすれば1,990円/月なので2年で生まれる差額は12,000円。解約ペナルティが9,800円なので、だったら潔く3年にしとけという話もあるんだけど、契約したはいいものの「おそすぎて話にならねー!」となっても時すでにお寿司だし、いざ「申込み」のボタンを押下する段になって二の足を踏んでしまった。

IIJmioでいいんじゃね?

他のMVNO各社のサイトを巡ってみたんですが、良さそうなのはIIJmioなんじゃないかという気になってきた。

www.iijmio.jp

ここがいいのはアプリで高速通信のON/OFFを切り替えられるところ。低速時の200kbpsでもWEBラジオ系は結構聞けるしゲームもできるので、「遅いな」と感じたときだけ速くすればかなり節約できそう。逆にこれまでは、高速でなくてもいいシーンに高速パケット分を無駄に食われるのが罠だったのかもなあ。

さらにIIJmioは低速通信時でも「バースト転送」といって、低速通信時でも最初だけ通信速度をガッと上げて快適に読み込みを行う機能があるとのこと。ここらへんは使ってみないと実際のところはわからないけれど。

あとは、10月3日までに契約すれば半年間は通信量2倍&音声通話600円引きになるのが決め手だった。まあ、一年使えばペナルティ無しで転出できるので試しに使ってみよう。

とりあえず守りを固めた

当面のところWi-Fi下でしか使えない黒い板になってしまったiPhoneXSだけど、ヤマダ電機に行って防御力を固めるアイテムを買うのは忘れなかった。

液晶保護はELECOMの、縁まで守れるタイプ。

ケースはいつもポリカーボネイトの硬いのを使っていたんだけど、衝撃を吸収しやすいハイブリットの西亭mた。

レイ・アウト iPhone XS Max ケース ハイブリッド [ TPU + ポリカーボネート ] ブラック

レイ・アウト iPhone XS Max ケース ハイブリッド [ TPU + ポリカーボネート ] ブラック

XSとXはサイズがほぼ同じ(カメラ位置が微妙に違う程度)なので、基本Xのケースも使えるし、先行して作られたiPhone2018と書いてあるモデルでも普通に使える模様。

一回り膨張した感じになったけど、これで安心して外に持ち出せるようになった。これも4年は使いたいなあ。