ZOZOスーツを使ってみた ～その１～
社長が剛力彩芽と付き合っていることでおなじみのZOZO TOWNで、カスタムオーダースーツを24,800円で売るというので注文してみました。
見出しでは21,800円ですが、シャツとセットで24,800円でしか売ってくれないのでこの見出しはおかしい。それでも安いけどね。
まずは採寸から
事前にZOZOスーツなる自動採寸ウェアが届くので、スマホにアプリをインストールして計測する必要があります。
着てみた姿は「ストレッチマン ～レモンスカッシュVer～」という感じでとても人様にお見せできる代物ではないので非公開。これは外に着ていけるものじゃないなあ。上からTシャツと短パンを着ればスポーツウェアと言い張れる可能性もゼロではないかもしれないけれど。
でもまあ、体型はコロコロ変わるものだし、年に一回ぐらいは計測し直すために大事にとっておいたほうがいいのかな。
これが自分の3Dモデルだ！
着込んだらスマホに入れたアプリの指示に従って、時計回りに回転しながら１２枚の写真を撮られるだけ。相当手間いらずです。
その後データを送ってしばらくすると3Dモデルが表示されます。
太り過ぎィ！
ここ数年で成長期に入ったらしく特に腹回りのサイズアップが著しいんですが、こうやって客観視するとヤバみがヤバい。ちゃんとダイエットしないと。
それにしても、胸囲が腹回り（ウェストにあらず）よりも大きいのに違和感があります。上から見たら腹の突端が胸よりも大きく突き出しているのに（泣）
そもそもスマホで写真を撮るだけで正しく測れるものなのか疑義があったので、メジャーを使って何箇所か自分で測り直してみました。すると意外にも誤差はほとんど無く、あっても１～２ｃｍくらい。このぐらいなら測り方によるものだろうし、今回は特に修正などせずそのまま計測データを使ってみることにしました。
あとは届いてからのお楽しみですが、この値段のまま青山とかで買う既成品よりもサイズが合っているようだったら、毎年買ってもいいかも。
ZOZOスーツは意外とよく出来ている
あとから3Dモデルを見直して思ったんですが、これ、仕組みとしては単純でも結構考えて作られている気がします。もう一回写真を貼ってみますが、
前腕部のメッシュが上腕部に比べて伸びてますね。よく言われているZOZOスーツの欠点として「スーツが均一に伸縮しないから正確に測れない」というのがあるんですが、これを見るとそうではなく、伸縮性の差をもきちんと体型に反映しているのではないかな、と。
実際のZOZOスーツはこんな感じでマーカーがかなり多く、しかもそれぞれがユニークなので、それぞれを解析に用いればかなり詳細なデータが取れそう。
体と合わせるポイントは首と両手足のくるぶしぐらいですが、そこから他のマーカーとの距離や曲がり具合などから「ここが肘」だとかリグを自動で入れているのかもしれない、と予想。
素材としては送料のみ200円で送られてくるのが分かるペラペラのもので、撮影にはスマホのカメラを使うというお手軽方式ですが、バックエンドではかなり高度な処理がなされているのではないかと思いました。
というか、注文する前に自分で修正できるんだから、自分が２８インチなのに３２インチが注文されそうになったら自分で直せばいいのにね。エクセルを電卓で計算し直さない人なのかな？
スラドにコメントした
というようなことをスラドにコメントしたら、話がわかってないレスがついて笑いました。
「スーツで１～２ｃｍも誤差があったら致命的！」（人間は朝と夕でも体型が変わるんですがそれは……）とか、「仕立て屋に測ってもらうのと比べろ！」（値段が１０倍違うんですが……）とか、「靴は5mm刻みでサイズがあるのに１ｃｍの誤差なんて許されない！」（洋服のサイズはSS/S/M/L/LLぐらいしかないし、靴だって足の幅や甲高を考慮していない段階で雑なんですが……）などなど、怒りのあまり日本語がわからなくなっている人が多い。
自分の中の結論として「ZOZOは悪！」と決めつけている人には話が通じないのだなあ、と実感。まあ、前澤社長はスーパー金持ちだし剛力彩芽と付き合っているし、剛力ファンからすれば許されざる存在かもしれないけど、嫉妬したって仕方ないのにね。技術の良し悪しは人間性と別だし。
