ネギ類は炒めたほうが美味しい
基本的になんでも食べる方なんですが、苦手な食べ物もいくつかあります。その一つがネギ。
焼き鳥のネギも好きじゃなくって、でも焼鳥は好きなので鳥だけ焼いて欲しいと思いつつも、
「美味しくないものをあえて食べることでより美味しく鳥を食べる」
と考えることで乗り越えています。人生山あり谷ありですね。
ネギを美味しく食べる方法
しかしながら先日風邪を引いてしまって、風邪にはネギが良いというし、苦渋の決断で買って帰ってきたわけです。
まずは鴨肉(と水増し用の鶏もも肉)を鍋で炒めて、油が出たところで取り出し、その油で薄切りにしたネギをこれでもかと言わんばかりに炒めます。
しかる後に蕎麦つゆを加えて別に茹でておいた蕎麦を入れて鴨肉(+鶏もも肉)を載せてみたら全然食べられるんですね。普通の鴨南蛮そばよりも断然こっちの方が美味しい。ネギの味が鴨の風味を邪魔しないのが特にいい。
豚の生姜焼きは玉ねぎを茶色くなるまで炒めて甘くして、生姜をしこたま入れて辛くして仕上げると甘いのと辛いのでご飯が一合あっても足りなくなることを知った。ネギ類はどんどん炒めた方が美味い。
— pikaring (@pikaring) 2017年4月19日
豚の生姜焼きも玉ねぎを徹底的に炒めつけてやった方が美味しいと思います。
というか生の玉ねぎも、ネギ風味が残っている長ネギと同じくらい苦手だったりします。冷蔵庫から無くなることがないぐらい備蓄してるんですけどね>玉ねぎ
というわけで、世の中には食べられない食材があるんじゃなくて、食べられない調理法があるだけなんだと気づいたのでした。
炒めないせいで痛い目にあった
そういえば先日、真空調理機を使ってカレーを作ってやろうと思ったんですよ。
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牛バラ肉と玉葱人参を水と一緒に入れて、
80℃で4時間かけてそれから60℃で20時間ぐらい。
事前準備は10分で、次の日はジャガイモをいれて20分煮込むだけで完成する時短カレーを作ろうとしたのですが、
結果は大失敗。なんだか尋常じゃないレベルの酸味がするのです。きちんとパスチャライズしているので腐敗したとは思えない(カレー粉を入れる前に肉だけ食べてみたときは大丈夫だった)ので原因は不明ですが、思うにバラ肉の酸味や玉ねぎの硫化アリルが、揮発されることなくスープに溶け込んだせいだと思われます。
さらに玉ねぎは、長時間加熱したにも関わらず筋が残って食感が悪くて散々な出来でした。
ネギ類はきちんと炒めないダメですね~。