函館山に登ってきました その2

千畳敷函館山のこのあたりになります。

その名の通りちょっとした広場になっていて、トイレも水道も用意されています。水は、あんまり美味しくないかな。どこから引っ張っているんだろう。ロープウェイ駅のある方からかな。

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一般的に有名な函館山は、こちらの御殿山の方ですね。この日は天気が良く、35km離れた駒ケ岳もくっきり見ることができました。この2ショットはなかなか珍しいかも。

ここからさらに足を伸ばすと、山の中とは思えない異様な光景が現れます。

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突然現れたコンクリート作りの廃墟。太平洋戦争のころに作られた要塞の跡地です。手前の円形部分は、砲台の名残でしょうか。

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終戦から70年たっても、まだしっかりと残っています。一部コンクリートが雨水で溶けて、鍾乳石のようになっていたり。

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ここから出てさらに先に進むと、牛の背山に到着します。

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このくびれに魅せられて、たくさんの人が何度も函館を訪れるのかもしれませんね。

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廃墟や謎の建物があったり、

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むやみに横道にそれてみたり、想像以上に楽しむことができました。

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おかげさまで帰る頃には薄暗くなり、原生林な山道がさらに不気味度を増していました。

谷地頭温泉で〆

www.hakobura.jp

帰りは函館山麓にある谷地頭温泉で〆。鉄を多く含む茶褐色のお湯は、温泉で有名な函館の中でもレア。民営化したおかげで食堂もサウナもできて、設備的にかなり良くなっています。オススメ。

山歩きは疲れるけれど、温泉で疲れを癒やしてリフレッシュするというのもいいもので。土日にただ単にゴロゴロしているよりも、元気になったような気がします。充電池を完全に使いきってから充電したほうが長持ちするというのと同じ理屈かな。違うか。

また秋くらいにでも、今度は反対側、観音コースからでも登ってみようかな。