北海道旅行 旭川・富良野・登別 その5 ~新富良野プリンスホテル編~
ポツポツと雨が降ってきたし、そろそろ富良野に行く時間だったのでアザラシ館はパスして帰ることにしました。また来た時に見ればいいし、その時には設備も大きく変わっているかもしれないし。
13時から16時過ぎまで、3時間を駆け足で見たけど全然足りない感じです。旭山動物園をきちんと見るなら朝から晩までいないとダメですね。
旭山動物園のおみやげ
旭山動物園オフィシャルグッズ
海洋堂の限定カプセルのスノードームを購入。ペンギンとオオカミでした。
冬場は凍結のおそれがあるので、冬の景色を夏季限定で販売しているので、この時期に行くならばオススメのグッズです。
そのほかには、シロクマのマグネット(UVレジンのプールに飛び込んでいる)がよく出来ていたので購入しました。旅先でマグネットを買って冷蔵庫に貼り付けるのを趣味にしているのですが、これまで購入した中でも最大級にかわいいです。
新富良野プリンスホテル
ニングルテラス 富良野・ドラマ館|施設情報|FURANO RESORT NEWS
富良野の自然を活かした店舗が並ぶ、ロマンチックショッピングモールとのこと。う~ん、よく分からない。
夕食は「森の時計」へ
ホテルの夕食はコース料理6,200円~と、値段の割にコスパが悪そうなので、ニングルテラスの奥にある「森の時計」という、倉本聰のドラマに出た喫茶店に行ってみることにしました。
夜のニングルテラスは柔らかにライトアップされていて、幻想的な雰囲気です。
見ているうちに、恒川光太郎の夜市を思い出しました。求めるものが何でも手に入るかどうかは分からないけれど…。
- 作者: 恒川光太郎
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2012/10/01
- メディア: Kindle版
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雨が降っている音はするけれど、森の中なので地表まではなかなか落ちてきません。傘をささなくても濡れない雨の夜の道。そこをずーっと進んでいった先に、そのお店はありました。
こんな辺鄙なところにあるのに、店の中はたくさんのお客さんで賑わっています。内装はシックで落ち着いていて悪く無いです。
カレーはスパイスが効いて本格派、シチューもきのこのコクが出ていて美味しかったです。
ケーキは雪をイメージしたチョコレートケーキ3種のうちからひとつ選ぶ形式。カウンターに座るとミルで豆を挽ける(!)というのがウリのコーヒーと良く合います。
Soh's barで〆
森の時計からさらに奥に進んだところには、倉本聰監督のこだわりが込められたSoh's Barがあり、そこまで足を伸ばしてみました。
モスコミュールを頼んでみたら、ジンジャーエールがノズルから出るタイプでがっかりしてしまいました。これじゃあ味付きの色水です。カウンターに座っていたのですが、出て行くカクテルがどれもステアだったので、シェイクするメニューは洗い物が増えるからやらないのかもしれません。二杯目に頼んだ「夕張メロンのベリーニ」は、果肉がワインと分離してエラいことになっていました。これを良しとするようでは…、ですね。
バーでカクテルを頼まないでどうする、という哲学があって、ビールなんてどこで飲んでも違いはないし、スコッチなんて自分で買った方が安いんですよね。上手い人が作るカクテルをこそ飲みたいんですが、なかなかそういうバーが無いという。
ただ、雰囲気だけはとても良いです。帰りに長い距離を歩くのを厭わなければ、行ってみてもいいのかな、と。
紫彩の湯
温泉は少し楽しみだったんですが、フロントまで降りて、客室と逆サイドにある階段を降りて、さらにそこから通路を進んでまた階段を登って、ようやくたどりつきます。戻るお客さんが「迷路みたいだ」というのを聞いてさすがにそれは大げさだろwと思っていたのですがマジだったとは(^_^;)
天然温泉というわけに泉質はまあまあで、露天風呂がベランダみたいなのが残念。
中国や韓国からの団体客が大量に来ているので、女性用には「混雑中」の札が立っていました。休憩スペースでも広東語や北京語が賑やかに飛び交っていて、落ち着いて過ごすという感じではありませんね。
朝食は激混み
8時過ぎに1階の朝食ビュッフェに行ったところ、すでに大行列。やはり団体客でいっぱいなのでしょう。なるべくそーゆー人が来なさそうなホテルを選ぶというのが今後のポイントかも。
宿泊プランは朝食付きでしたが、+300円で12階の和食からまつを利用できるとのこと。行ってみると席に余裕があり、落ち着いた雰囲気で良かったです。富良野市街地を一望できる眺めも、追加料金にふさわしいものでした。お金で解決しちゃうところがさすがの西武グループだなあと感心(^_^;)
ご飯はきちんと美味しかったです。豚肉ととうもろこしの炊き込みご飯というのは以外な組み合わせだったなあ。地物の食材もふんだんに使われていて良かったと思います。