ドイツレベル 1/72 IV号戦車 ジオラマ編 その1

以前作成したドイツレベルのIV号戦車ですが、上手に作れたものはジオラマにしなければならない掟に従い、久々に手がけてみることにしました。
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もう夏ですが、冬季迷彩にしたので冬景色にしていきます。逆に涼しくていいんじゃないかな~。

1/72 IV号戦車 H型

1/72 IV号戦車 H型

 

ベースを作る

これまでどおり100円ショップのアクリルケースのサイズで作成します。だんだんと作品が増えて、マンションのようになってきました(^^)
ダイオラマ作りを始めた当初はファンドで直接ベースを作り、それだと歪んでしまうのでスチレンボードの上にファンドを盛ったりしていました。ただ今回は雪山を作るつもりなので、それを全部ファンドで作ってしまうと重くなってしまいそうです。そこで、スチレンボードを貼りあわせて山のおおまかな形を作っていくことにしました。
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まずはレイアウト。戦車だけだとさみしいので、フジミのキューベルワーゲンを急遽制作して置いてみました。
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モデリングウォーターが余っているので手前に河を作り、そこにワーゲンを突っ込ませようと思います。
向きはどっちの方がいいかなあ。崖の向こうを睨む構図もいいけれど、それだと最初に作ったものと似てしまうので、川岸の向こうに敵がいるイメージで作ってみます。こちらのほうがシュルツェンの隙間が見えていいポーズかな。
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カッターでどんどん削って、表面にファンドを盛って地面を作ります。雪解けの柔らかい黒土を表現するため、筆の柄を使って深めに轍を作り、他の戦車の余ったパーツにランナーで取っ手をつけて、ギューギューと押し込んで履帯の跡を作りました。
 
乾いたら黒と茶を混ぜたラッカーで着色します。川底は本当は灰色なのですが、冬の水って暗い青なイメージがあるのでこんな感じにしてみました。
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川の中と、道路の水たまりになる部分にモデリングウォーターを流し込み、道路と山にはタミヤの情景テクスチャ―ペイントを盛ります。川岸の草は、麻ひもをほぐして作りました。

次回は川に氷を張らせてみるのと、キューベルワーゲンの塗装を行う予定。
 

今月のアマモ

今月のアーマーモデリングはダイオラマ特集でとても楽しく読んだんですが、やっぱりマニアックというか超上級者向けで、自分はまだまだその境地にはたどり着けないなあと思ってしまいました。あと10年ぐらいやらないとアカンなこれは。
艦船模型の作り方 普及版 (ものぐさプラモデル作製指南)

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それに比べると仲田さんの本はフレンドリーで、楽しく模型を作れそうで心が和やかになります。ハイレベルなものを読むのは楽しいけれど、実践は「いかに手を抜いてそれっぽく作れるか」を考えてしまうというw 近いうちにまた軍艦模型を作ろうっと。