2014弘前さくらまつり

HEATという字を見ると「成形炸薬弾か!?」と思うレベルの戦車脳です(^_^;)
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というわけで2年ぶりに弘前へ、桜を見に行ってきました。
去年は平泉に行ったんですが(盛岡三大麺食べ比べの旅 - 鵜の目鷹の目
)、岩手県はちょっと遠かった。函館から弘前までだと、JRで日帰りできるのがいいですね。周遊券もあるから値段もお得です。
 

駅弁

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前回はカニ酢の酸っぱさにやられたというのに、懲りずにカニ&岩のり弁当をチョイス。今回は酸っぱくなくて良かった。スーパー白鳥は一部の便で車内販売がないので要注意です。
 

青森で乗り換え

つがるに乗って弘前を目指します。周遊券スーパー白鳥の分しか指定席がついていないので、早めにホームに並ぶ必要があります。新青森からだと、立つスペースすらないぐらいのぎゅうぎゅう詰めになってしまうので、新幹線で弘前に向かう人は注意が必要ですね。
この日の青森は雨がしとしとと降って寒々しかったのですが、弘前に着いたら天気が良かったので助かりました。去年の盛岡はさんざんな天気だったので、ほっと胸をなでおろしました。
 

弘前でプラモを買う

弘前に着いたのはまだお昼ごはんを食べるのには早い時間だったので、先に模型店によってみることにしました。

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独立系の老舗の模型店ですが、駐車場の看板に新入荷商品のチラシが貼ってあったりと気合を感じさせます。商品ラインナップもなかなかのもので、新し目のものをニッチなところから取り揃えていて良いお店だと思いました。
この手の店だと札幌のオーム模型店のように、古い在庫がごだらっと積まれてホコリまみれになってることがありがちなんですが、全然そんなところはありません。また、売れ筋のガンプラばかりではなく、スケールモデルもそれなりにおいてあり、タミヤだけでなく輸入モデルもポイントを絞って並べてあるところに「なかなかやるな」と思いました。
 
こちらではドイツレベルの1/72ナースホルンを購入。

タミヤの1/35の写真を見て「いいなあ」と思いつつ、大きさはデカいし値段は高いしどうしようかと悩んでいたところにミニスケをみつけてしまったので即買いです。IV号戦車J型もあったんですが、この前H型を作ったばかりなので断腸の思いで諦めました。
ドラゴンならば「また会えるさ」と思うのですが、ドイツレベルは一期一会なので、やっぱり買っておけば良かったかなと今でも思っていますw
 

カフェ・リベロでアップルパイ

ここから歩いて弘前城まで行くことにして、途中にあった店でアップルパイを食べました。

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ここのアップルパイはなかなか独特で、大きさは一口サイズ、パイ生地でリンゴを包んであります。酸味のあるリンゴを甘く仕上げているのでメリハリがあって、たっぷりとふりかけられた砂糖がサクサクのパイ生地の上で香ばしくなっており、かなり美味しかったです。
付け合わせのアイスに乗っているベリーのジャムも良かったし、コーヒーもきちんとしています。一軒うどん屋さんに併設してあるように見えたのでどんなもんじゃいと思ったのですが、良い意味で予想が裏切られました。
 
店の前にあるのぼりには、いろんな店で作っている様々なアップルパイが描かれていましたが、弘前でアップルパイを食べ歩くのも楽しそうですね。
 

弘前城

弘前さくらまつりの何がいいって、公園が見えてきた時の「桜だ!」感が凄いんですよね。街道沿いにぎっしりと、それこそポンポンに満開になった桜が一列に並んで出迎えてくれるその瞬間がたまらない。風が吹くと桜吹雪がぶわっと舞い踊り、桜の花の香がかすかに漂ってくる、これこそが春だなと思うのです。
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この日はちょうど満開を過ぎた頃で、お堀にはびっしりと花びらが浮いて、まるで桜の絨毯のようでした。
 

これは南部せんべいじゃない!(けど美味い)


お花見の前に、公園の向かいにあるせんべい店で手焼きのせんべいを買うことにしました。最近有名らしく、どこに行っても売っています。ピスタチオやピーカンナッツなど、伝統的な南部せんべいとは一風変わった豆が入っているのが特徴のようです。試食のをひとくち食べてみて驚きました。これは南部せんべいじゃない!(だけど美味い!)
甘くこってりとクリーミーな後味で、食べ慣れているものとは大きく違います。原材料を見ると砂糖やバターを使っているようで、洋風な雰囲気に仕上がっています。1枚あたりだいたい100円位するのでなかなかお高いのですが、そのぐらいの価値は十分にありますね。
とはいえ、普通の南部せんべいも買って帰りました。このゴマゴマしてるのがたまんないんだよね~。
 

お花見開始!

中央高校口から入って、屋台で焼き鳥(7本500円)とビールを注文。汁焼きそばという謎のメニューもあったんですが、色々食べてしまっていたのでパス。他の店でも「タコがはみ出しているたこ焼き」とか「大阪焼き(ソフトボールぐらいの大きさのたこ焼き)」など面白そうなメニューがあったのですが、どれも食べられず。おなかを空かせていかなかったのがはいいんですね(^_^;)
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黒こんにゃくはいぜん食べたので大丈夫なんですが(そんなに美味しいわけじゃない)、鮎焼きには再チャレンジしてみたかったなあ。前回は生焼けのを食べさせられたので、きちんとしたのを食べておきたかった。
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来年から改装工事に入る弘前城は大変な混雑具合で、今回は入場はパスしました。その代わり有料区域の紅しだれを堪能しました。
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こちらは下と違って人が少なく、のんびりと桜を楽しむことができます。武徳殿で一休みして、弘前でしか飲めないというりんごサイダーを飲みました。

Amazonで買えるじゃねーか!
 

日本酒に首を傾げる

弘前の地酒といえば豊盃です。地元でも帰るのですが、二年前に出品していたので直接買いたいと思って楽しみにしていたのですが、今回は違う酒蔵のものが売られていました。
一口試飲してみて「これは」と首を傾げてしまいました。端麗辛口といえば聞こえがいいけど、辛いだけで味がないものよりも、もっと味が濃いほうが好きなんですよね。木の香りがついているのもアウト。今回はちょっとイマイチでした。日本酒は地元で買おう…。
 

弘前の焼き物

公園から外れのところにある、市民会館側の露店に焼き物屋さんがあります(二軒あるけどお面を売っている方が面白い)。前回は黒くて宇宙のような窯変に惹きつけられましたが、今回は桜色(だけど宇宙っぽい)の小皿が面白かったです。焼き物屋さんも日々進化しているんだなあ。
 

骨董屋さんで掘り出し物を発見

二の丸のところにある骨董屋さんの露店で、25万円の値がついた懐中時計を見つけました。これは!と思って見せてもらうと、銀製の機械式時計で、しかもレピーター登載でした。これは納得のお値段…!(買えないけど)
レピーターとは機械式時計のアラームのことで、指定した時間にベルが鳴る構造が仕込まれています。電子式なら簡単にできることでも、歯車でそれを達成しようとするとすごい値段になるんですよね。そこが男のロマンというやつか。

ちなみに自分がほしいと思っている機械式時計は、トゥールビヨンという、地球の重力で時計が狂ってしまうことを防ぐという機構がついているものなのですが、だいたい安くても
1000万円
くらいするんですよね~。家一軒腕につけて歩くようなものですな。

今からでも500円玉貯金を始めてみようかな。
 

帰宅

帰りは鈍行で青森まで戻り、途中下車させてもらってジュピターで生パスタとアップルタイザーをおみやげに購入しました。
アップルタイザーはズブロッカで割ると桜の匂いが引き立つ「スパークリング・シャルロッカ」というカクテルになるんですよね~。この季節にはいつも飲んでいます。というか、それ以外の飲み方を知らないという(^_^;)
 
帰りの車内で飲むために、牛たんソーセージとドイツビールも買って乗り込んだら、この時間帯だと車内販売が来るんですね。ただ、札幌函館間の北斗でお馴染みの「ほろ酔いセット」は無いし(ダチョウのジャーキーが好き)、つまみといえばホヤだけなので、やはりジュピターに寄るのが正解かも。地元にもあればな~。