鹿鳴館


青い花』5巻で演じられているのをきっかけに読んでみた。井汲さんが演じていた朝子さんがどういう役回りなのかを知るのが目的だったんだけど、それ以上に三島由紀夫の耽美かつ誇り高い文体にまいってしまいました。
二人の男の間で揺れ動きつつ、最後には影山と別れて愛に生きることにした朝子の決断が、許嫁である康ではなくて杉本先輩を愛してしまっている井汲さんの心境に重ね合わせられていたのかなあ。
 
はてな年間100冊読書クラブ 251/229)