とりから往復書簡(2)

コミックビームを買いに行こうと思ったらちょうどいいタイミングでAmazonが届けてくれた。

さっそく読んでみると、17話でのとり・みき先生の唐沢なをき先生へのフリがタイムリーすぎて笑った。

唐沢さんは
思いっきしヤラセっぽい
TVや雑誌の取材を
受けたことはありますか?

って、狙ってるかのようなタイミングだし(笑)
 
「唐沢さんはオタクだから、ガンプラにほおずりしながらカメラに向かってにっこりしてくれませんか?」
とか
「おまえらもっと俺みたいに熱く生きてみろと!!(今の若い奴らに)ゲキをとばしてやってください」
とか、本当にマンガみたいなアホな取材があるんだなあと感心した。
これに対してなをさんが、
「実はけっこう好きなんですよ ヤラセの入った取材とかそーいうの
「こっちが見下されてなければね」
とコメントしているのが興味深い。今回の取材拒否の件は、これに輪をかけてすごかったんだろうと思うと鳥肌がたつ。一体どれだけ馬鹿にした態度をとったんだろうか。
 
マンガも良いけど途中に挟まっている「とりから対談序・破・急」もかなり面白い。
二人で書いているのに売り上げが2倍にならないことについてなをさんが、
「とり先生と俺の読者層がピッタリ重なっているのかもしれない。」
と考察していたけど、それはあるね。自分はなをさんの本はほとんど買っていて、とり・みきも時々買っている*1ので、まさに両方買っている人間の一人だし。
 
売れてないとはいえ、とりから往復書簡の3巻が出ることが決定済みらしい。来年の秋だというのでまだまだ先だけど次回も楽しみだ。

*1:最近では冷食捜査官が良かった