ダンジョンマスター攻略中

なぜか今ダンジョンマスターにはまっている*1。クリアしたのがもう15年も前のことなので新鮮な気持ちで遊べる上、おぼろげな記憶があるので全編英語でもなんとか遊べるのがいい。
今はフリー版がリリースされていてしかもWindowsMobile版まで出ているため、寝る前にアドエスで楽しむのが日課になっている。
 

ダンマスの魅力

このゲームの一番の魅力はゲームバランスのシビアさだと思う。引き際を間違えるとかなりあっさりと死ねる。最初の階層で出会った1体のマミーにもヘタをすると全滅させられる。
キャラクタが死ぬと骨となって荷物諸共フィールドにばらばらに散らばってしまうので、残った仲間は骨を担いで復活ポイントまで逃げなければならないはめになる。装備品を持って帰らなければ生き返っても当然裸だし、あとで取りに戻れば当然強敵が待ち構えているというジレンマ。
ダンジョン中で寝ることでHPやMPが回復できるのは手軽でいいが、その代わり食料と水の概念があるので、いつまでもだらだらやっていると餓死/渇死してしまう危険性もある。Nethackのように敵がリスポーンすることが無いのは大きな救いだ。
シナリオは一本道だけど自由度はわりと高く、リアルタイムならではの緊張感もあってかなり楽しい。nethackと同様、何度でもプレイできるスルメゲーである。
 

インストール方法

http://www.dianneandpaul.net/CSBwin/Games/
for Pocket PCと書かれているのをダウンロードし、マイデバイス直下に解凍するだけでOK。
デフォルトだと処理速度が速すぎるので、速度はVery Slowぐらいでちょうど良い。
 

プレイ開始

プレイヤーは実体のない幽霊のような存在であり、悪の魔法使いに挑んで殺された24人の勇者の内、最大4人を選んで復活させるところからゲームが始まる。
この24人の勇者というのがそれぞれ個性があっていつも組み合わせに悩む。お気に入りはやはりイアイドーなる武士っぽいキャラクター。サムライソードを持ち、剣も魔法もそこそここなすマルチロールファイターだ。
ちなみにこのゲーム、”間違ったイメージの日本”がやたらと混入していて楽しい。手裏剣も投げられる。最近のRPGにはエキゾチックジャパン成分が足りてないと思う。足利義満が空を飛んで村正で襲いかかってくるぐらいでちょうど良い。

ダンジョンに入るとすぐにイアイドーがおり、肖像をクリックするとステータスが確認できる。

戦士スキルに熟練していて、忍者スキルはそこそこ、僧侶と魔法使いスキルも一応使えるようだ。
 
見た目でパーティーを組むのが一番だけど、前衛も魔法を使う必要があるので筋肉バカで揃えるのは問題がある。後衛は敵に強力な魔法をぶち込むのが役割なため、体力の回復などに必要なポーションは前衛がせっせと生成するのがセオリーなのだ。
まあ、そこらへんは後でなんとかなるので気にしなくてもいいし、バランスを考えて頭を悩ませるのも楽しみのひとつとなっている。

*1:D&Dゲームマスターではなくて、昔SFCで出ていたリアルタイムダンジョン探索ゲームの方