文章を書くということ

週1のペースで社内向けのメルマガを出している。
ごくまれに「読んでるよ」と言われることがあるけど、ブログと違って送ったら送りっぱなし、カウンターが無いのでどれだけ読まれているかが全然分からなくて張り合いが無い、というか不安だ。
次回あたりクイズに商品をつけてみよう。先着10名様にエコバッグプレゼント、とか。そうでもしないと反響がないもんなあ。
 
勉強がてら作っていた非公式(&非公開)ホームページがあるのでメルマガのネタは尽きないけれど、題材が固いだけに面白みに欠けるところが気になっている。マジメすぎると読まれないだろうし、かといって柔らかくしようにも限界があるのが難しいんだけど、一番の問題は題材ではなくて、自分の文章力だということが嫌だ。
 
昔小説(のようなもの)を書いていた。”た”と過去形なのは、書く度に文章力の無さに絶望したから。「これはおもしろいぞ!」とひらめいたアイデアを文章にしていくうちに、どんどんつまらなくなっていく。あれだけ光り輝いていたアイデアが手垢にまみれ、徐々にみすぼらしくなっていく。それが悲しくて「創作」から離れていったのだけど、その時に得た教訓は「大事なのはアイデアよりも、アイデア同士を結ぶ地の文だ」ということ。どんなに面白い発想があっても、地の文がつまらなければそこまでたどり着いてもらえない。山場までいかに読者を引っ張っていくかというのが小説を書く上で大事なんだけど、問題は大事だということが分かっても身につくわけじゃないってことなんだよね〜(´ー`〜)
 
面白い文章を書く人が必ずしも面白いことを言う人ではないというのはわかるけど、せめてどちらかは面白い人間になりたかったなあ。