中毒

ゲームをプレイして給料が出ればいいのに。

世界樹の迷宮II 諸王の聖杯(特典無し)

世界樹の迷宮II 諸王の聖杯(特典無し)

想像の遥か上を行く面白さで、朝から晩まで迷宮に潜る休日。嫁さんのポケモンと交代制なのが救いになっている状態だ。これまでのWizとはかなり違っているけど、Wizファンにとって懐かしい要素もかなり残されていて嬉しい。
というわけでプレイしてみた感想など。
 

ギルド名

ゲームを起動させていきなり「ギルド名」を決めろといわれたのには面食らった。普段RPGをする時は深く考えずデフォルトの名前で決めてしまっていたけど、Wizは必ず自分で名付けるもんな。
キャラクターの名前をギルド名に関係させれば後で悩まなくなるので、なんのジャンルにしようか小30分ぐらい悩んだあげく『へべれけ』に決定。石の名前とか星座の名前とか候補はいっぱいあったけど、酒の種類はバリエーションも多いしイメージがつけやすいので。
 

キャラクター

能力値を決めるダイスを振らなくて良くなったのは良い簡略化。イメージイラストもかわいらしいけど萌え特化でもなく、さらに”一般の冒険者っぽさ”が出ていて悪くない。
とりあえず全部の職業を作って満遍なく育てているけど、メインのパーティーはこんな感じ。
パラディン

名前は「モルト」。ウィスキーっぽい色と騎士のイメージから。Wizのロードとは違って回復魔法は使えないけど、守りに固く敵からも逃げやすいので頼りになる。火力が欲しいときはソードマンと変えてみたり。
【ブシドー】

名前は「ぎんじょう」。最初は野武士っぽい奴にして「どぶろく」と名付けるつもりだったんだけど、この絵が気に入ったので日本酒のイメージっぽく女の子らしいのを、と名前をつけるのにかなり悩んだ。こちらもWizのサムライとは違って魔法は使えない。居合抜き特化型にしたので一撃必殺で首を跳ねるようになり、どちらかというとニンジャっぽくなった。
【ドクトルマグス】

名前は「カンパリ」。赤くてほろ苦いイメージから。魔法剣士はどっちつかずになりがちだけど、毎ターンパーティーのHPを回復するスキル「精霊の守り」が目茶苦茶使える。今は主に回復役だけど、今後は巫剣を上げて火力を高める予定。
【レンジャー】

名前は「コアントロー」。自然っぽいイメージといえばなんだろう、と考えてオレンジピールのリキュールにしてみた。主に採掘用。深いところに潜るときはメディックと変えている。
【ガンナー】

名前は「スミノフ」。ロシアっぽいので即決。実はアメリカのウォッカであることは黙殺したい。レンジャーとかぶるけど、アルケミスト(いわゆる魔法使い)の風貌が萌えないので属性攻撃用として。
 
きちんとイメージを固めて命名しただけあって、戦闘中に脳内会話が生まれるぐらい愛着が沸いている。
人気No.1は不思議ちゃん&タカビーの「カンパリ」。「コアントロー」はしっかり者で、真面目なのにドジっ娘の「スミノフ」。ちょっとお姉様で余裕があるのが「モルト」で、クールで世間知らずなのが「ぎんじょう」という具合に、プレイしている内にキャラが立っていくんだよね。こういうのはなんというか、普通のRPGにありがちな前設定が無いことの利点だと思う。
 

ダンジョン

下画面にマップが出るのは便利。早めにくじけてオートマッピングにしたけど(泣
世界樹の迷宮というだけあって、ダンジョンが木漏れ日射し込める癒し系な雰囲気になっていて、ダンジョンという先入観を覆される。敵も野生動物っぽいのが多いけど、これから人型のモンスター(Lv9メイジとか)が増えていくのだろうか。
FOEという、フィールド上をウロウロする強敵の存在がこれまでのWizとは大きく違うところ。最初はあまりの理不尽さに泣いたけど、対応をしっかりとれば大丈夫なので、これはこれで新しい要素だと納得できた。死んでもロストの恐怖は無くなったけど、その代わりワンミスで全滅という恐怖を増やしたのだな、と。
敵からはお金はもらえないけど、敵が落とした素材を売って換金したり、その結果店に新しい武器が増えたりするシステムが楽しい。
やはりWizだけあって、敵が一段階強くなるとまったく歯が立たないのでレベル上げ作業が必要だけど、オート戦闘が用意されていて雑魚戦がサクサク終われるのが良いところ。
 

総括

まだ最高でレベル10までしか育ってないぐらいしかプレイしてないけど、「すげー!おもしれー!」という面白さじゃなくて、しみじみと心の奥底から「・・・おもしろい・・・」という気持ちが這い上がってくるタイプの面白さがあるね(どんなタイプだよ)。今世紀10本の指に入るゲームだと断言したいけど、そのまえに前作もプレイしたい。いつになるか分からんけど。
ほんと、DS買って良かった・・・。