とりたて

南茅部から通ってる同僚(通称”社長”。貫祿が異常にあるので)から
「ナンバンエビ買うか?」
と聞かれたので二つ返事で購入。家に帰るやいなや唐揚げにしてみました。

うまい、うますぎる。塩をかける余地すらもない旨さに悶絶。ビールがガンガンはかどります。
刺身もうまいけど、とりたてを揚げちゃうというのは至上のぜいたくです。

箸休めには冷凍トマト。実家からもらった料理用のトマトを凍らせているのですが、これがデザート代わりにちょうどいいのです。水気が少なくなった分うま味が凝縮した感じ。
 
最近通勤中にはてブを読むのが習慣になってしまっている。本を読め、本を。

スーパーの売り場には無農薬/低農薬栽培や有機栽培を謳った野菜が多く並べられている。それらは通常の野菜よりも高価だが、より安全でより美味しい野菜を求める人々に広く受け入れられている。

だが、本当に無農薬/有機栽培野菜は通常の野菜よりも毒性が少ないのだろうか? またこれらの野菜は通常の野菜に比べ美味しいのだろうか? なんの疑いもなく、無農薬/有機栽培野菜の方が安全で、子供たちには良いものだと決めつけてはいないか? 仮に通常の野菜と比較してメリットがあるとして、それは追加コストに見合うだけの価値があるのだろうか?
そろそろ無農薬/有機栽培野菜に対する盲信を見直してはどうか - A Successful Failure

というエントリを読んで、眉つばな部分もあるけど納得したのは、

有機野菜は美味しいと多くの人が信じている。安全性及び栄養に差異が無いとして、本当に有機栽培農作物の方が美味しいのだろうか?多くの人が美味しいというからには、実際に美味しい場合も多いのだと思われるが、その美味しさは栽培方法から来るのではなく、単に新鮮だからという事はないか。有機農家直送の有機栽培野菜は、新鮮な状態で家庭まで届けられる。同じ新鮮さならば通常栽培野菜も同じぐらい美味しいのではないか?

という問いかけ。もちろんとりたてもおいしいし、”取られる時期”も大事。
特にトマトなんて、実家が兼業農家だからいわせてもらうけど出荷用のトマトは青いまんまのを収穫して出荷してるんで味もそっけもない。スーパーで売ってるものはガボガボしていて水っぽいのはそのため。ちゃんと赤くなったのを収穫して食べると香りも味も歴然とした差があります。
 
農薬も化学肥料もある程度使わないと収穫がままならないし(by父)、かといって無農薬が危険だというなら江戸時代の人とかどうしてたんだ? とか思う。まあ、何事もバランスですよ。