3日目その5 〜シメのシメのシメ〜

あかすり&汗蒸幕で身も心もリフレッシュした後は、韓国料理の定番、ザ・焼き肉です。
正直な話、焼き肉は値段が高くて敬遠してました。それに、どっちにしろ焼き肉なんて「生肉を焼いたもの」なのだから日本で食べようと韓国で食べようと同じこと。でもまあせっかくだし、有り金全部はたいて食っちゃる!と決めて、明洞にある「那度香」に行ってきました。
骨つきカルビと豚の三枚肉とビールを注文。これにて一人42,000ウォン・・・orz
韓国は一人前からの注文ができないから、どうしても高上りになっちゃうんだよね。そういう意味でも韓国で焼き肉はおすすめできません。おいしかったけど、韓国でなければ食べられないわけでもないし。
 
そんなわけで、腹4分目を抱えて明洞の屋台をぷらぷらと見て回ります。

コルベンイ(巻き貝)はっけーん! ポンテギは注文すらできなかったけど、これなら。一皿に10個ほど盛られて2,000ウォンと、食べでがある割にお買い得です。10代の女の子も二人で注文してモリモリ食べてたりしていました。素材丸ごとのものを女の子が食べてるのって、ちょっと違和感があるのはなんでだろう?
味はつぶ貝をうす味のオデンにした感じ。爪楊枝でほじって赤いソース(辛くない)か酢醤油をつけていただきます。びっくりするほどおいしいってわけじゃないけど、焼き肉よりこういうのが好きです。
 
まだ腹5分目ぐらいだったのでブラブラしていると、看板にチヂミが書かれているお店を見つけました。そういえばチヂミは食べてないなと思い出し、乙支路入口駅の近くにあった居酒屋(店名は失念)に入店して、天ぷらとチヂミ盛り合わせ、マッコルリを注文しました。

陶器の瓶に入って現れたマッコルリは、キンキンに冷えていて最高のうまさ。少しだけ凍っているぐらいのヒンヤリ感と、マッコルリの甘さと酸味がパーフェクトにはまっていて見事でした。見ているとなにか洗濯機のような機械からすくって瓶に移しているので、氷点下にしつつ凍らないように攪拌するマシーンをマッコルリのために装備しているのでしょう。すごいこだわりです。
天ぷらもチヂミもおいしくて大満足。シメのシメのシメで、うまいこと韓国最後のご飯を良い形で締めくくることができました。いよいよ明日は帰国です。