映画三昧
先週から嫁さんが実家に帰っててテレビが空いているので、集中して映画を見ています。見ようと思って借りてきたはいいけど、焼くだけ焼いて結局見ないのが増える増える。これは、文明の利器がもたらした罠なのでしょうか。
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きっかけはnethack。Kがuに乗ってランスで突撃するじゃないですか。それを見たくて借りていたのですが、意外と中身も良くて驚きました。中世とクイーンってwwwと思っていたのですが、恋ありバトルあり熱い友情ありのカラっと乾いたような痛快アクションで、サイコーに楽しめました。
惜しむらくはアングルがTVっぽいところ。顔のアップはいいから、もっと俯瞰で見せて欲しい。それと剣の試合がちょっとだけだったのが惜しい。プレートメイル同士の戦闘なんてなかなか見れないし。
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原作のトリックがどう表現されるのかが一番の興味だったんですが、そこらへんがうまく解決できていたので良かったです。一本取られた感じ。
役者も知らない人ばかりで先入観が無く、新鮮な気持ちで見れました*1。こういう邦画なら見れますね〜。
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分かる分かる。オープニングテーマからザワザワくるBGM。シーンが変わるたびに盛り上げるところに、音楽の力を感じます。
原作の深みがザックリと削られている印象があるのは、ストーリーをだいぶはしょっているせいもあるけれど*2、小説を読んで感じた登場人物たちのイメージと、アニメでの絵や声にズレが結構あるせいだと思いました*3。
そしてやたら攻殻機動隊っぽい。声がどうこうというより、攻殻のフォーマットを使って『パプリカ』を表現したという印象を受けました。『草迷宮』の回なんて相当パプリカだよな・・・。
でもそういう些細な突っ込みを凌駕して、夢を非常に夢らしく描写できているのが悪夢的で素敵でした。なんといってもこの作品の主題が、「夢を映像化する」ことなのだとすんなり理解できます。続きはWebで!ではないけれど、わかんないところは本読んでね、という映画でしたね。まだ観ていない人は原作を読んでからにすると、より楽しめると思います。