破竹の10連勝

明日勝てば球団タイ記録か〜。
Yahoo!動画で勝利を確認して、どぶろくで祝杯をあげました。
 
45年ぶりの記録って言われてもピンと来ないんですが。
選手も違えばチーム名もオーナーも球場もまったく違う。
それでも同じ存在だって言えるのか、激しく疑問だ。
 
ここでちょっとした問題。

Q1

あなたが卒業した小学校には、あなたが通っていたころにいた先生方は全員、転勤や退職によっていなくなっています。それでは、あなたが通っていた頃の小学校と、現在のあなたが卒業した小学校、2つは同じものでしょうか?

Q2

あなたが卒業した小学校が老朽化のため、場所を移して新築されることになりました。あなたが卒業した小学校と、新しくなった小学校は同じものでしょうか?

Q3

あなたが卒業した小学校の生徒の人数が足りなくなり、隣の学区の学校と吸収合併されることになりました。名前も隣の学校のものに変わってしまいましたが、それでもあなたが卒業した小学校とおなじものでしょうか?

中身も、外見も、名前も、場所もすべて変わってしまっても、同じ存在だと決めることができるのはなぜだろう。この3つの質問を聞いてもなお「いやいやおんなじだって」と主張したとしても、この学校がこんな風に変化した事実を知らなければ、もし今のその小学校の前に立ったとしても、それがかつて自分が通っていた学校だっていうことを知ることはできませんよね。
 
ところが一転、これを人間に置き換えると普通のことになってしまうから面白い。外見も変われば住んでいる家も変わってしまうし、人間の細胞なんて、何年かたてばすべて新しいものに変わってしまっている。名前が変わるのだってよくあることです。
 
このクイズは藤子F不二夫のSF短編集の中にあったものだと記憶しているんだけど、アイデンティティというか、その人がその人であることの証明を、その人自身じゃなくて周りの人がするんだっていうことが結構衝撃的でよく覚えている*1
 
そう考えると今の僕が応援している日本ハムファイターズと、その昔の東映フライヤーズはまったく違うチームだ。東急ベースボール倶楽部なんてもってのほか。
 
でも逆に、高校の時の友達が去年結婚して名前が変わり、住んでる所も外見も*2変わっちゃったけど、もちろん自分の中では当時と同じ人だと認識している。
 
こういうのは当然のことなんだけど、日ハムのことを考えると不思議な気持ちになる。この差は知っている/知らないの差なのか、思い入れの差なのか、人とそうでないものの差なのか、じゃあ自分のことを自分だって確認するのは一体誰なのかって考えると頭がクラクラしてくるのはきっと、自家製どぶろくの飲み過ぎのせいに違いないと思います。
 
というわけで酔いに任せて書いていたせいで全くオチがありませんでした。とりあえず「欲しい」キャンペーンでも叫んで今日のところはどっとはらいです。
はてなTシャツ欲しい!

*1:オチは忘れちゃったけど

*2:あのころはメガネっ娘だったし