W-SIM対応端末の開発を支援するLinux OS搭載PHS端末

W-ZERO3、TT、Papipoに続く第4のW-SIM対応端末が発売されるとのこと。コンシューマー向けではなく完全に開発者向けの端末なのが残念なところです。

ソフィアシステムズは、Linux OSを搭載した「W-SIMウィルコムシム)」対応製品を開発するためのリファレンスモデル「Sandgate WP(Sandgate W-SIM Phone)」を開発した。価格は未定だが、発売は8月の予定。
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/29839.html

Linux搭載って、それはもうパソコンではないのですか?

また、個人での購入希望への対応は検討中とのこと。

確かに食指を動かされる商品だけど、自分にゃそこまで開発能力ないし。Linux触れないし。メニュー画面を見る限り普通のケータイ感覚で動かせそうだけど、きっとそれだけじゃ面白くないよね。そういう意味ではなおのこと開発者向けだ。値段はまだ発表されてないけれど7〜50万円(爆)と、予想される金額も開発者向けですね。

端末の主なスペックは、CPUがインテルPXA270 416MHz、SDRAMが64MB、Flashメモリが128MB、1.3メガピクセルのCCDカメラを搭載し、USBのMiniB端子、miniSDカードスロットなどを装備。赤外線通信やBluetoothに対応するなど、PHS端末としては非常に豪華な仕様となっている。ディスプレイは、2.2インチ、QVGAサイズのTFT液晶となる。

無線LANは無し。スペックはゼロ3に負けず劣らずだけど、普通のストレート型でこれはすごい。重量はW-ZERO3の約半分! ノキアのような小型なスマートフォンだと考えれば、普通に売っても需要はあるんじゃなかろうかと思うんだけど。W-ZERO3を尻目に「もっと軽くて小さかったらな〜」って思っている人は少ないはずだ。
 
とはいえ、夏モデルがこれだけじゃちょっと拍子外れ。これで終わりじゃないよね? もっとすごいの発表あるよね? 梅雨明けまではまだ時間があるので、Nokia N80みたいなクールなやつとか、東芝製の0.85インチHDD搭載スマートフォンが登場するのを大期待。
結局出ても買えないんだけどw