梅酒を漬ける

妻の果実酒作りを手伝いました。
右は普通の梅酒、左は黒糖梅酒、そして真ん中はブランデー梅酒。去年普通に作ったところ、意外にもかなりおいしく出来上がったので今年はちょっと冒険してみました。特にブランデーを使った梅酒は楽しみです。
いろんなサイトで梅酒の作り方を調べましたが、どこを見てもバラつきがあって面白いですね。おおまかな手順としては

  1. 梅を水洗いする
  2. 水に20時間ほどつけてあく抜きをするorしない
  3. ヘタをきれいに取る
  4. 新聞紙に並べて陰干しするorしない
  5. 瓶を軽く消毒(焼酎を入れて振る。から拭きはしない)
  6. 材料をすべて入れて完成。

こんな感じのようです。材料の配分は梅1キロに対して糖分が500~1,000グラムとアルコールが1.8リットル。かなりアバウトに作っても失敗することなくできてしまうのがいいところです*1
ただ、だからこそこだわりたかったのが原材料。果実酒用のホワイトリカーで作るより、普通に飲める焼酎で作ったほうが絶対うまいはずだ!と思ったので今回はぜいたくに鏡月グリーンを使って仕込みました。廃糖蜜を原料にしてるからとかホワイトリカーを使わない理由はいっぱいあげれるのですが、一番の理由はやっぱり飲んでみてアルコールのとげが強く感じられてしまうところ。長期間つければ水和してまろやかになるのはわかるんですが、おいしいものを作りたい以上、手順を大きく変えることができないなら材料にこだわるしかないと思いました。
でもそのぶんお値段もかなりかかってしまいました。内訳は

品名 値段
鏡月グリーン4リットル 3,000円
ブランデー3本 2,400円
梅3キロ 2,400円
その他砂糖類 1,000円
合計 8,800円

これで5.4リットルですから、普通の720mlの瓶に入れると一本あたり1,180円。こだわり梅酒だと考えればまあまあのお値段ですが、自分で作る手間を考えたら安いものではありませんね。とはいえ、半年後に開けてうまくいっていた時のうれしさを考えたらなんてことないんですが。
まだ瓶の数に余裕があるのでハチミツ梅酒にもチャレンジしたいとのこと。去年作ったときは氷砂糖か粉砂糖かだけでも結構味に違いが出たので、これもまた出来上がりが楽しみな一品になりそうです。

*1:ちなみにうちではあく抜きも陰干しもしません。理由は面倒くさいから(笑