下級アドミニストレータのつぶやき

こんにちは。システム担当に必要なのは社交性と体力だと気づいた男です。そして自分にはその両方とも持ち合わせが無いと知っている男でもあります。
今日は初めてセキュリティールームに足を踏み入れました。そこは一種の聖域です。中で働いている人はまるで、聖遺物を扱う高僧のように思えました。そんな印象を受けたのはきっと、この本の影響でしょう。

ファウンデーション ―銀河帝国興亡史〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

ファウンデーション ―銀河帝国興亡史〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

はるか未来、テクノロジーの動作原理が失われた世界が描かれた本です。その世界では科学者たちは司祭となり、聖なる儀式とともに原子炉に火を入れ、電子の力で奇跡をもたらす存在となっていました。むしろアイザックアシモフは、現代の我々の状況をカリカチュアとして今から60年以上前にこの物語を作り上げたのではないだろうか。そのくらい僕は、荘厳にして静謐な小部屋の中でデジャブを感じたのでした。
守られた空間の中で、呪文の変わりにプログラミング言語を唱える者たち。
 
というわけで今のところはディオスも唱えられないプリースト見習いである僕なので、やることいえば使い走りに駆け回る日々です。
とはいえやるべきことも多くなってきたので、W-ZERO3にちゃんとしたPIMをインストールする必要を感じてきました。前より机が狭くなったことに加え、常時2台のノートパソコンを展開しなければならないので、これまでのようにあしか風のスケジュールを管理するのはスペース的に無理だと悟りました。「さいすけ」「ROSE」「PocketInformant」「PSL3」などなどいろいろありますね。まずはフリーソフトから入れてみようかな。