知○温泉 ★

男のカンというものを信じてもらいたいものだ、という話。
ドライブの途中で温泉の看板が見えてきた。
 
「開湯800年 知○温泉」
 
温泉に行く予定であったけど、なんとなく素通り。すると妻が「なんで通り過ぎるの?ここにしようよ」と言い放った。
「いや、なんとなく」
「え、前に来たこととかあるの?」
「ないんだけど、なんか・・・」
「じゃあいいでしょ、ここにしようよ」
いやな予感を説明するのは難しくもあるし面倒くさいもあるし妻もキレぎみなのでUターンすることを余儀なくされたわけなんですが、ここは本当にヤバかった。箇条書きにしてみると

  1. 浴場が3つある。服を着ないと移動できず、そのくせ湯船は合計4つ。
  2. 露天風呂の脱衣所が野外。仕切りもほとんどなく、風呂も露天、というより野湯。
  3. 洗い場のシャワーがちょろちょろとしか出ない。しかもお湯というより水。

貴重品入れのロッカーがお金を返さないとか、お湯が熱すぎるとか、受付の態度が悪いとか、そのくらいのことなら我慢もできますが、浴場の構造は本当に意味がわからない。800年間なにをやってきたのだ。
直感的に嫌な感じがしたら、今後は迷わず従うことにしたいです。