30cmキューブ水槽とシュリンプ
いい感じに育っていると思っていたレッドチェリーシュリンプが、冬が始まるとともにポツポツ死が始まって全滅してしまった。
水質検査キットを使っても異常はないので理由は謎だけど、脱皮死が多いのを見ると、もしかしたら水の中の硬度が足りていないのかな、と思ったので、全国の水道水の水質がわかるというデータベースを覗いてみた。
すると、うちのところは硬度20という結構な軟水らしい。
丈夫な殻を作るためのミネラルが足りないため、脱皮に失敗しているのかもしれない。
それと水槽のPh値が低くて、テトラの試験紙で調べると真っ黄色になってしまい、どうやらPh6未満なんじゃないかと思われる。
そこで、ミネラルを補うのとPhを中性に寄せるため、牡蠣殻を入れようと思った。
しかし、水草水槽で底面濾過なので、牡蠣殻を入れる余計なスペースはない。
そこで、ジェックスのサイレントフローを導入し、フィルター代わりに牡蠣殻を入れることとした。
牡蠣殻にはバクテリアが住みつくので多少なりとも水質を良くする効果があるだろうし、一石二鳥なんじゃないかと思う。
見た目もそんなに悪くない。
しばらく回してから再びパイロットシュリンプとしてミナミヌマエビを投入してみると、見るからに分厚い真っ白な殻を残して脱皮していた。
これは結構成功したかもしれない。
それともうひとつ、水換えは毎週しているけれどソイルの掃除をしていなかったので、プロホースを試してみることにした。
使ってみると、水槽ができてから半年くらい底床の掃除をしていなかったため、真っ黒な水が上がってきた。
その代わり舞い上がったソイルが水草絨毯の上に乗ってしまって、見栄えが悪くなるのがちょっとどうかと思った。
しかしこれだけ真っ黒に汚れているということは、底面濾過の効果も弱まっていたのかもしれない。
テトラのキットには出ないけど、底床に近い部分の水質が悪化していた可能性もある。
それでポツポツ死が収まらなかったと考えると納得かも。
月に一度はプロホースを使ってやらないといかんなあ。