中国土産のピーカンナッツが激ウマだった件
現地の人から美味しいと勧められたという殻付きのピーカンナッツをお土産にもらったんだけど、これが滅法美味しかった。
https://item.taobao.com/item.htm?spm=a21wu.10013406.0.0.1821a60fuIGINk&id=25529016136
殻付きなので剥くのは結構大変で、ちょうど家の裏のオニグルミを割るために買った殻剥きマシンが役に立った。
このピーカンナッツのなにが美味しいかというと、微妙なロースト加減が良いのか実の周りの薄皮部分が、カラメルのようなそこはかとした風味があるのがたまらないのだ。
殻剥き機を使っても油断すると粉々になってしまって大変なんだけど、そのハードルを超えてでも殻を剥く手が止まらないほどに美味しい。
完全に食べ終わって楽天で探してみると、普通に殻が剥かれたピーカンナッツが売られていたので、これは美味しいし手間がかからないしで一石二鳥だぞ、と思って早速注文してみた。
柔らかい果物を絶対に売らないぞ!という強い意志を感じさせる社名。
ビニール袋を開けると丸のままの形のピーカンナッツが大量に入っていて、さすが市販品は違うと感心した。自分が手で開けると粉々になってしまうのに。
しかししかし、ひとくち食べてみて喜びは落胆へと変わった。
いや、けっして美味しくないわけじゃないのだ。
一般的なクルミに比べてもクリーミーで美味しい、のだが、殻付きのピーカンナッツにあったあのカラメル風味はどこにもない。
これもローストしているはずなのに、なにが違うんだろう。
調べてみると中国産のは原料に白砂糖と書かれているので、そのおかげでカラメル風味になっているところが大きな違いなのだとわかった。
しかし、砂糖をまぶしてローストするにしても、殻がべたべたにならず実だけ香ばしくなるメカニズムが謎だ。
タオバオやアリババで中国から直接買えるようだけど、食品のせいか送料がやたらに高くて困る。
タピオカの次はピーカンナッツが流行るという噂でも広がって、誰か大量に輸入したりしないかな。