ドラゴンクエストビルダーズ2が面白すぎた
せっかくニンテンドースイッチを買ったのだから、鍛えるだけでなく普通のゲームも遊びたいと思うのが人情である。
というわけでe-ショップを探していたら、DQB2の体験版を見つけた。
ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島 – Switch
- 作者:
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2018/12/20
- メディア: Video Game
早速インストールして遊んでみると、これがなかなか面白い。
基本的にフィールドにある物を壊して素材を手に入れて他のものを組み立てるというFalloutみたいなゲームなんだけど(例えがひどい)、背景世界が非常にドラクエドラクエしていてハマってしまった。
破壊神の御名においてあらゆる創造的行為を禁じるハーゴン教団によって支配され、荒廃した世界。
生産は争いを生む、という思想はある意味で非常に正しい。
農耕が始まって、人々は農作物を巡って殺し合うようになった。鉱山があれば資源をめぐり、産業革命が始まれば機械を使って、より多くの人命が失われることになった。
争いを無くすため、人々はハーゴン教団に入信した。
ただし、人間とは生産する生き物であるということも真実の一つ。
野に落ちた木の実や浜に打ち上げられた昆布を食べ、まるで動物のような暮らしをしているうちに人々の心は光を失っていく。
そこに現れたビルダーはまさに希望の光、文明の炎であり、ハーゴン教団の教を捨てて人々は再びものづくりに精を出した。
しかし教団がそれを見逃すわけはなかった。
人々の希望がピークに達し、まさに実現にいたろうとした瞬間を狙って襲いかかり、叩き潰す!
失われた希望に人々は落胆し、そしてビルダーは「絶望」の代名詞として知られるようになるのだった。
という重厚なストーリーがドラクエの皮を被ってお送りされるのだからすごい。
っていうか実質FalloutだなDQBは。
体験版だけでも十数時間遊べるぐらいボリューミーで、ストーリーの奥深さにすっかりはめられてしまった。これが単なるチュートリアルだけの体験版だったら手を出していたかどうか分からんなあ。
というわけで製品版を買って(体験版のデータが速やかに移行できて良かった)、2つ目の島のところまで進んでいる。
DQB2シナリオが熱すぎて泣ける。 #NintendoSwitch pic.twitter.com/ertQRClZFD
— pikaring🌔 (@pikaring) 2019年11月23日
このところゲームといえば手軽にスマホで遊んでいるだけだったので、コンシューマ版の「ちゃんとしたシナリオがある」ということに感動しているというのも大きい。
っていうかDQWも、もう少しマシなシナリオにしてほしいよなあ。なんでソシャゲのシナリオはゴミばかりなんだろう。ちゃんと読める話があるのはどこでもパズルぐらいだ。
ゲームばかりやっていたらダイエットできないので、トレーニングの合間にやりたいのだけど、ゲームが面白すぎるのが困る。