人気のハウスメーカーはどこ?

ハウスメーカーはたくさんあるけど一体どこが本当に人気なのかというのは具体的に分かりにくいところがある。人に聞いたって一人の意見に過ぎないし、住宅雑誌はほとんど広告みたいなものだし。

客観的な指標としては、各ハウスメーカーが役所に出している「建築確認申請の数」で比べる方法があるそうだ。家を建てたら必ず役所の点検を受けなければならず、その申請があったことは公開されるので、これを元にどれだけ家を建てているのかのランキングを作ることができる。

ただ、細かいことを言うと「建売でたくさん建てたけど売れてない」パターンとか、「とりあえず建築確認申請はたくさん出しておいて後で取り下げる(水増ししてランキングをあげる)」手法などがあり、必ずしも本当とは限らないんだけど、あえてそういうことをしている会社は上位何社かだけなので、ある程度信用してしまっても大丈夫だとのこと。

建築確認申請ランキング

ということで、函館を含めた道南地域のハウスメーカーランキングを10位から紹介してみる。

10位 一条工務店

www.ichijo.co.jp

「家は性能」のキャッチフレーズどおりの高性能な家を建てることでおなじみ、一条工務店が10位にランクイン。全国ランキングでは確か1位だったはずだけど、北海道では意外と地元のハウスメーカーが強いらしいのと、地域柄ローコスト住宅を選ぶ人が多いので、10位に入っている時点で個人的にはちょっと驚いた。いい家だと思うけど結構高いんだよなあ。

9位 ビアス

beus.jp

一条工務店に続いて、地元のハウスメーカーがランクイン。札幌のジョンソンストアのFCを手がけていて、輸入住宅のインターデコハウスやローコストなCOZYの家などを主力に、b.i.v HOMESやNorm Core Houseなどの独自ブランドも手がけている。インターデコハウスをやっている工務店は全国にたくさんあるんだけど、「かわいい家フォト」なんかで見比べると、ビアスで手がけているデコが一番センスがいい気がしている。

kawaii-iephoto.jp

8位 ホーム企画

www.home-kikaku.co.jp

地元函館の老舗ハウスメーカー。2×4の家を建てているらしい(よく知らない)。どちらかと言うと不動産がメインで、建築条件つきの土地を売って家を建てているイメージがある。

7位 テーオーフォレスト

tohouse.co.jp

こちらは地元のテーオーデパートの住宅部門。経営状況が微妙で、消費者金融業で命脈を保っているという噂もあってちょっと不安。

6位 辻木材

www.lime-h.co.jp

函館の隣にある北斗市ハウスメーカー。来夢ハウスという、「夢」の字が入っているだけで個人的には回避したいところなんだけど(ホームページも志が高い系なので見に行かなかった)、割合に人気がある。でも断熱性を考えた家づくりをしているようなので、前の2社を選ぶんだったらこっちの方がいいような気がする。

5位 セキスイハイム

www.hokkaido-heim.com

ここでようやく全国チェーンがランクイン。結構高いのに建築数が多いので驚いた。噂によると4000万円クラス=坪単価100万円だと聞いたのだけど。でも、住んでいる人からするとやっぱり好評で、特にタイルの外壁はいつまでも綺麗で満足度が高いらしい。ちなみに一条工務店が人気なのは、同じく外壁がタイル張りで見た目ゴージャスなのにセキスイ・ミサワ等に比べて1割ほど安いからだそうな。

4位 ミサワホーム

www.misawa.co.jp

役員クラスが建てている家というイメージ。パンフレットに書いてあった「大物は、天井が高い家で育った」という寝言みたいなキャッチフレーズが忘れられない。蔵のある家でおなじみだけど蔵のある家お建てる人は全体の3割以下というのも面白い。セキスイと同様に4000万円ぐらいするらしい。しょっちゅう1000万円プレゼントセールをやっているけど、マイナス1000万円ぐらいが適正価格に思えるのは自分だけだろうか。

3位 日本ハウス

www.nihonhouse-hd.co.jp

ここは「一度名簿に名前を書くとセールスがめちゃくちゃしつこい」という話を複数人から聞いたので見に行かなかった。

2位 小倉工務店

www.ogurakoumuten.com

地元の工務店が2位。ここもメインは不動産屋で、土地を分譲してローコスト住宅を販売しているイメージ。あんまり良い噂を聞かないんだよなあ。

1位 不動産企画ウィル

iewill.jp

1位も地元のハウスメーカー。といっても主力商品はゼロキューブやミニプロトなどのフランチャイズのローコスト住宅なので、地元と言ってしまうのは微妙。ただし家の作りはきちんとしていて、標準仕様でUA値0.46という、断熱等性能等級4をクリアしてくるのでモノはいいと思う。内装もカフェっぽくてモダンだし、「自分たちからは営業の電話をかけない」というのも本当だった。これだけ売れていればあえて営業をかける必要もないしなあ。

実はウィルも見に行って結構気に入っていたんだけど、営業の人から「●●にお勤めなんですか? 実は私▲▲の人間なんですよ」と、関係者どころかかなりディープな繋がりがあることを話されて一度で行くのをやめたのだった。知っている人に自分の懐事情を知られる危険性があるのも嫌だったし、例えば家を作るにあたって色々と文句をつけたりすることもあるだろうけど、そーゆーのが上司に伝わったりしたらいやじゃんか、ねえ。スモールワールドなのは分かるけど、言わない方がいいこともある。

番外編

10位未満だけど見に行ったことがあるメーカーについて紹介。

タマホームはローコスト住宅大好きな函館ではさぞかし売れているだろうと思っていたらまさかの18位。まあ、見た目がイマイチだしなあ。

スウェーデンハウスは21位。高いし趣味的なのにも関わらず、意外と売れているので驚いた。

そして土屋ホームは25位。函館よりはもっと北のほうで売れているんだろうか。ただ事情通によると土屋ホーム自体は赤字が続いていて、グループ会社の不動産部門でなんとか頑張っているらしい。結構いい値段するのに標準仕様だと見た目がローコスト住宅と一緒なのはマズいと思う。

あと、同僚から紹介された某工務店はずーっと下がって40位よりも下だった。年間に数件しか建てていないところに頼むのはやっぱり微妙だ。

ランキングを見て思ったこと

建築数が全てじゃないけれど、やっぱりある程度コンスタントに建てているメーカーの方が安心できて良いと思った。せめて年間10件以上。

その中で性能について、きちんとHPで紹介しているようなハウスメーカーは信頼できるような気がする。特にウィル、辻木材、ビアス一条工務店あたりはきっちりと高気密高断熱を謳っている。良い家に長い間住みたいと思ったら、平気で国の基準を超えた性能の家を作ってくるメーカーを選ぶべきなんじゃないか、と思った。