土屋ホームのプランが出てきた

土屋ホームがどんな家を作っているのか、これまで全くイメージがなかった。

聞くと、どのようにでも顧客の思い通りに作れるので、「これが土屋ホーム」という形の家はないとのことだった。個人的にそれは嬉しい。

高台にある新興住宅地のモデルハウスを見せてもらったら、外側はモダンだけれど内装は梁が見えていたりドアの材質がオシャレだったりして、結構遊び心のあるデザインだった。若い女性の設計士が頑張っているというのを聞いて納得。

2階にリビングとアトリエを作って欲しいと要望を伝え、翌週出てきたモデルはこんな感じの形だった。

f:id:Red-Comet:20181230101821p:plain

うーん、この箱感。いや、普通に作るとこうなるんだよね家って。総二階で無落雪の屋根。

建坪35坪で2,800万円という金額も、まあまあ無難なところではないだろうか。一条工務店を35坪にすると3,100万円なので、その差は300万円。結構いい勝負だ。だけど実際のところ、土屋ホームは土地のことを色々調べてくれて必要な付帯工事費もきちんと見積もってくれているけれど、一条工務店はその分が入っていないので、この差はもっと開くはず。

でももっと広いほうがいいだとか、やっぱりロフトが欲しいとか、バルコニーがあったほうがいいとか色々と注文をつけているうちにこんな感じになっていった。

f:id:Red-Comet:20181230103616p:plain

この状態で37坪、3,200万円。かなり悩ましいところまできた。

予想外だったのはロフトの建築費。実はロフトは坪単価は55万円と、普通の部屋と同じだけの金額が必要になるのだ。さらに天井高は低いし2階の上にあるからアクセスは大変だし、普通に考えたら1階か2階の面積を増やしたほうが得なのだった。建築面積に含まれないからといって建築費がかからないとは思っていなかったけど、これほどまでとはなあ。

それと、鉄骨のオープン階段が欲しいと言ったら、オプションで100万円かかるというのもショックだった。いくら何でもちょっと高すぎやしないか。一条工務店だったら数万円で変更できたはず。

オープン階段ではなく箱階段の下が開いた形にするのであれば数万円で可能だというので、それなら35坪の一条工務店と同じ価格になる。

さらに土屋ホームの方が内装の自由度は高そうだし、間取りもこちらの要望を色々と取り入れてもらったので、トータルの満足度は土屋ホームの方が良さそうな気がした。

ちょっとだけ気になっていたのは外壁で、土屋ホームだと14mmのサイディングが標準なのに対して、一条工務店だとハイドロテクトタイルだということ。

サイディングというのはセメントを焼いた板のことで、これを釘でバンバンと打ち付けていくもの。一般的にはこれを使った家が多いんだけど、つなぎ目を埋めるコーキング剤が切れるため、10年に1回は張り替えないと雨漏りの危険が高まる。


それに比べてタイルだと、構造材に金具をつけてそこにタイルをはめ込んでいくのでシーリングする必要がなく、30年はメンテナンスフリーで行けるのだった。

https://www.ichijo.co.jp/technology/element/hydrotecttile/img/img-main-visual.png
アイ・スマート|商品/実例|性能を追求する住宅メーカー【一条工務店】

サイディングは、特に14mmのペナペナなやつは見た目もイマイチだし、タイルとの差額は200万円ぐらいあるので、両者が同じ値段で建つとしたら一条工務店の方が200万円お得になるという計算になる。さらに30年の外壁のメンテナンス費用を考慮に入れると10年に100万円とすると、トータルで400万円の差がつく。

ここにきて、一条工務店の「モノの良さ」が結構響いてきた。

住宅密集地にあって隣の家と密接していて外壁があんまり劣化しないというのなら、さらに周りの家もサイディングで見た目に差がつかないのなら、まあサイディングで妥協してもいいけれど、うちはど田舎の吹きっさらしに建つことになるのでやっぱりタイルの方が良いかもしれないなあ、と考えてしまう。

そういう意味で土屋ホームがイマイチ人気がないのは、高い割に外観がイマイチパッとしないからなんじゃないのかな。市内だと一条やミサワの方がずっと建築件数が多いのも、高いお金を払っただけのスペシャリティ感があるからなんじゃないかと思ってしまった。

断熱性など内部構造にこだわっても、外観がローコスト住宅と変わらないのって結構問題なんじゃないだろうか。

そんなわけで、実はほぼほぼ土屋ホームで固まっていたのだけど、建物の構造について調べていくうちに外壁に安い材料を使うのはよくないんじゃないかということが分かって、かなり気持ちが揺らいでしまった。

こんな状態で本当に一社に決められるのか不安すぎる。