香港旅行2018その１０ 暗雲立ち込める（比喩ではなく）
香港に行くなら絶対行くべき名所ベスト３に入っているザ・ピークも、夜景でなければ「そこそこ」レベルだった。香港は思ったよりも見どころが少ない。
などと思いつつ、トラムの山麓駅前のバス停から中環まで移動し、そこからMRTに乗って上環まで来た。とりあえずここで昼飯にしようと思ってテキトーな店がないかと見回していると、大変な店を見つけてしまった。
香港に来てまで函館ラーメンか……。台湾にも函館があったし、アジアから愛されている街なのだと実感した。
せっかくだから香港っぽいものを、と思って探していると粥専門店を見つけたものの、初日に粥食べたしなあ、と思っていたらすぐ裏側に同じ系列の麺屋さんがあったのでさっそく飛び込んだ。
生記清湯牛腩面家
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ここは牛肉麺が有名らしいんだけど、ここまで食べてない米線（ビーフンみたいな米の麺の炒めもの）と、青菜の炒め物を注文。
海外旅行に行くと野菜の摂取量が少なくて体のキレが悪く感じるときがあり、緑黄色野菜を美味しく感じる。
キャットストリートもがっかり市場
骨董品が並んでいるというので期待して行ったものの、ほとんどの品揃えがどこかで見かけたようなパチモノばかりでゲンナリ。
かといって本物みたいな骨董品を見せられても特にほしいわけでもなく。
香港にはがっかり市場しかないのかなあ。
予約便欠航
キャット・ストリートもひと通り見たし、次はどこに行こうか、ということでベンチに腰を下ろしてスマホを確認したら、驚愕のメールが飛び込んでいた。
予約便欠航のお知らせ
欠航って！ どうすんのこのあと。香港→羽田だけじゃなくて、羽田から函館までの乗り継ぎもあるんやで！ と大慌て。
天気予報を確認すると、香港に向かっている台風はどんどん速度と威力を上げて、まさに香港めがけて突き進んでいる。台風が来るのは覚悟していたけど、まさかこんなタイミングが悪いとは。
慌ててANAのコールセンターに電話するも全然つながらず、慌てて勝手に他の便を予約してしまってキャンセル料を請求される始末。一時間ぐらいかけてなんとか便の変更をお願いすることができた。
ただ、結果的にいえば、ここで変に慌てる必要はなかったのだと思う。ANAで乗り継ぎしている以上どうにかして乗せてくれるので、続報をとりあえず待てばよかったのかもしれない。
しかしANAもANAで、欠航のお知らせはともかく、あとの便に振り替えるから心配すんなとか言ってくれればいいのに、と思った。見込みとか、予定とかを丁寧に知らせて欲しい。それと、コールセンターが繋がらさすぎるのもひどい。待っている間の通話料もこちら持ちだし、国際便だってメールやインターネットで手続きさせてほしかった。
