パスポートのいらないイギリスに行ってきました(後編)

日本の中にあるパスポートがいらない英国ことブリティッシュヒルズに行ってきました。一日目は十分すぎるほどにイギリスを堪能し、今回は明けて二日目です。

朝食

寝起きに英語はめんどくさいなー、と思う人が多いのか普通に日本語で対応してくれるというのが楽w

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朝ごはんも美味い。毎日食べられる感じ。イギリス料理は普通に美味しい。

チェックアウト後も帰るまでかなり時間があるので、荷物だけ預けさせてもらって散歩に出ました。

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入り口の門を見に行ったり、その後は昨日霧で全く見えなかった羽鳥湖が見えるのではないかとビューポイントまで足を伸ばしてみたんですが、木が生い茂っていて結局何も見えないという悲劇w

一周したあとは特にやることもないので、エグゼグティブラウンジでしばし休ませてもらいました。

昼ごはん

お昼が近くなってきたので再びアスコットへ。時間には余裕があるので、あえて焼き上がりまで15分かかるというミートパスティを注文。

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結構美味しいんですが、本場に近い調理の洋食も2周めに入ると胃に応えてきますね。だんだんと脂分が厳しくなっていく。ヨーロッパに行ったときは朝ごはんをほぼ食べなかったし、めちゃくちゃ歩いてたのが良かったのかも。

帰りのバスが15:45だったので、カリグラフィーのカルチャーレッスンを受けてきました。

www.british-hills.co.jp

独特の平らなペンを使って書いていくのですが、真面目に取り組みすぎて時間オーバーになるところでした。

講師のモジャさんが練習の最中に英語で色々と話しかけてきてくれるのですが、つい「作業中に話しかけんなよ」と思ってしまいましたw いや、ここでこそもっと英語での会話を楽しむべきでしたね。

トラベルにはトラブルがつきもの

ブリティッシュヒルズでの滞在も終わり、送迎バスで新白河駅へ。新幹線の出発まで時間があるので、駅のすぐ近くにあった白河ラーメンなるものを食べてみることに。

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洋食を食べ続けたあとに食べるラーメンは美味すぎ! 出汁がしっかりと効いているし、手打ちの麺の優しい歯ごたえがいいですね。


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和んだところで駅に入ると、何やら構内がざわついています。何事かと思っているとアナウンスが入り、仙台駅を超えたところで新幹線が緊急停車した影響で東北新幹線が全線運休であるとのこと! まじかー!!!

いっそここでもう一晩泊まって翌朝帰ろうかとも思いましたが(特急券がかなり払い戻されるので)、猫が心配なのでなんとか当日中に帰れるよう頑張ってみることに。とにかく新白河駅なんかにいてもやりようがないので、目標は仙台駅まで戻ること。しかし案内されている在来線だと、盛岡まで3時間近くかかります。さらにそこから仙台まで乗り継いだら到着するのは深夜0時ころ。結局そこで一晩過ごさなくてはならないのなら諦めてもいいんじゃないかなーと思っていたんですが、しばらくどうにもできずに待っていると、とりあえず盛岡駅までの新幹線が動き始めるとのこと。

ダッシュで自由席に乗り込んで盛岡まで着くと仙台行きが止まっていたのですかさず乗り換え。ひと駅ずつ進んでは止まってを繰り返しですが、着実に仙台まで近づいていきます。そうこうしていううちに停電で動けなくなっていた電車は排除され、函館まで帰れることになり、到着は深夜になりましたが無事に帰ってくることができました。

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これは札幌行の北斗に乗り込めなかったひとが一晩過ごすための臨時特別列車。レアだと思うけど鉄道ファンでないので特に乗り込んだりはしないというw

それにしても、止まることを想定していない新幹線が動かないとなるとかなり焦りますね。逆に東京まで行ってしまえば飛行機にでも乗って帰ってこられるんですが、新白河みたいなビミョーな場所にいるといかんともしがたい。新幹線が通ると並行在来線が鈍行だけになって、新幹線で30分のところを3時間かけて行かないとならないのは軽い悲劇です。新白河駅のアナウンスに騙されて鈍行に乗って新幹線に追い越されたひとが報われない。

そもそもアナウンスの仕方にも問題があって、全線運休で「再開の見通しが立っていない」ばかりを強調するのはどうなのかと。後々分かることになるんですが原因は停電でブレーキが解除されないだけなので、それが線路上から排除されれば速やかに運行を再開できる状態だったわけなのだから、もう少し言い方があるんじゃないのかなあ。少なくとも他の駅では原因までアナウンスされていたわけで、「客に希望を持たせてダメだったときのクレームが怖い」と、原因を明らかにせず「できないものはできない」というのは誠意がないような気がしました。

そんな感じでブリティッシュヒルズは、確かにイギリスに行くよりは近いし早いけど、多少辺鄙なところにあるので相応にお金も時間もかかるので結構ハードルが高いと感じました。東京からだともっと近いのかな。でも、謳い文句にあるようにまさにイギリス気分が味わえるのも事実。イギリス料理が美味しいのは良かったな~。