中国語検定を受けてみることにしました
台湾に行くために中国語の勉強を初めて、行った後も惰性で続けて一年近く経ちました。
NHKラジオまいにち中国語 2018年 05 月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2018/04/18
- メディア: 雑誌
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毎日ラジオを聞いているけれど、一からスタートした新しいクールを聞いて、「なるほど! そういうことだったのか」と発見することが多いぐらいなので、まだまだ初歩の初歩です。
最近驚いたのはこれ。
「我很好」の「很」が程度を表すとは限らないとはなあ。単に「我好」というと語気が整わないからなのかも。
こんな感じでダラダラと続けていたら何年たってもレベルアップしなさそうなので*1、目標を定めるために中国語検定を受けてみることにしました。
中国語検定の一番簡単なのは準4級ですが、これは本当に簡単でそれこそ「まいにち中国語」を半年聞けば勝てるレベル。試しに練習問題に挑戦してみたところ、余裕で合格ラインを突破できました。
- 作者: 中検研究会
- 出版社/メーカー: 光生館
- 発売日: 2018/02/15
- メディア: 単行本
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これでは力試しにもならないと4級の問題集も買ってみたら、今度はほとんど意味がわからず惨敗するという結果に。原因は単語力不足。準4級では500語なのに対して4級ではさらに500語必要になるので、単純に知らない言葉が多すぎました。
中国語を使ってお店屋さんで買い物するぐらいは余裕でも、実際に中国の人が話していることを聞いて理解するためには語彙力が全然足りないというのはうすうす気がついていました。函館は中国台湾からの観光客が多いんですが、会話に耳をそばだててみてもほぼ理解できないので。こちらから言うときは知っている言葉だけを並べればいいけれど、逆の場合は常に知らない単語が飛んでくるから難しい。
実際に会話に使う単語の数はそれほど必要でなくても、知らない単語が出てきたらそこで終わってしまうので、できるだけ多くの単語を知っておく必要があります。そういう意味では外国語の会話は柔術に近い。
- 作者: 森恒二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/08/23
- メディア: Kindle版
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まさか原始時代にタイムスリップしてまで格闘技で戦う漫画になるとは……(知ってた)。
とにかく単語力を身に着けないと戦えないので、最近は寝る前に漢字の書き取りをしています。
声調の組み合わせ別に分かれていて、1声+1声、1声+2声と続いて1声+軽声までの5パターン×4×各24語ずつあって、計480単語。数だけ聞くと多いけれど、聞いているうちに1声の頻出語、2声の頻出語などなどが徐々に聞き分けられるようになってきて、例えば3声+1声の単語で聞いたことがないものが出てきても、「これは1声+3声の単語で使われていたな」などと気がつくようになり、これまで単語それぞれで独立して覚えていたものが繋がりを持ち始めたのが良かったと感じています。
CD2枚付 改訂版 合格奪取! 中国語検定 4級 トレーニングブック
- 作者: 戴暁旬
- 出版社/メーカー: アスク出版
- 発売日: 2015/04/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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直近の検定は6月に札幌で行われるのですが、とはいえさすがに4級の試験を受けるには勉強時間が全然足りない感じがします。とりあえず力試しに準4級をうけてみて、4級は11月にでも挑戦してみようかな。
中国語の勉強をするために使っているアプリ
「まいにち中国語」と合わせて使っているアプリに、「中国語検定HSK公認単語トレーニング」があります。
テスト部分が有料なのが玉に瑕ですが、単語だけでなく例文も豊富で、さらに単語の読み上げを聞いて当てるテストもあるのでオススメ。
*1:というか、何年「まいにち中国語」を聞いても「レベルアップ中国語」に到達できる気がしないのは気のせいだろうか