コミックDAYSのここがダメ

講談社と我らが株式会社はてながタッグを組んだ、コミックDAYSがスタートしました。

comic-days.com

これは講談社で発行している6冊の雑誌が、なんと月額720円というお求めやすい価格で読み放題となるサービス。さらに毎月使える200円分のクーポンがついてくるので、実質520円というオトクっぷり!

現在アフタヌーン(月額700円)とイブニング(隔週刊380円)を定期購入している自分としては非常に気になります。

アフタヌーン 2018年3月号 [2018年1月25日発売] [雑誌]

アフタヌーン 2018年3月号 [2018年1月25日発売] [雑誌]

ただ、モーニングはグラゼニしか読まないし、ヤンマガ、KISS、BE・LOVEには読むものがないし、ラインナップ的に微妙かもしれないという気がします。全部店で買ったら7,000円を超える! と言われても水増し感が強い。っていうかなぜGood!アフタヌーンがないんだろう。月刊マガジンと別冊少年マガジンあたりも入れりゃあいいのに。

人生は短いので、興味がなければタダであろうと読まないんですよね、実際。iPhoneにコミック系のアプリをいくつか入れていますが、よっぽど暇な時以外は開きもしない状態。

スピンオフのからかい上手の(元)高木さんも絶妙につまらない。ぴりっとしない。物足りない。高木さんのコミックスに倍額払ってもいいから本人に書いてもらいたい。

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やっぱりこの回が最高だったなあ。

コミックスDAYSの致命的にダメなところ

でもまあ、いまアフタ+イブニングをKindleで読むのに月1,460円払っているのが720円になるのなら悪くないかもしれないと思っていたのですが、とんでもないワナがあったのです。それは、

月刊誌は前の2号までしか読めない

ということ。これは致命的だろう……。

Kindleで買えばいつでも再ダウンロードできるので、コミックスを買うほどではなくても気になる作品を読み直してみたり(大蜘蛛ちゃんフラッシュ・バックとか)、それほど気にして読んでいたわけじゃなくても急な展開に慌てて最初から読んでみたくなったり(
ブルーピリオドとか青野くんに触りたいから死にたいとか*1)、そういうことが結構あるのです。

あとは飛行機に乗るときなど、長時間電波が届かないところで過ごす時にも非常に有用。さらには自分のiPhoneは三大キャリアではなくMVNOのmineoなのでお昼休みの時間に通信速度が遅くなるため、前もってダウンロードしておくと捗るということもあります。

そう考えるとDAYSのサービスは所詮安かろう悪かろうなのかな。ダウンロードさせないというのは自分のような使い方をやめさせてコミックスを買わせたいのかもしれないけれど、そんなのは販売者側の都合であって利用者側が気にすることじゃないからなあ。

200円のクーポン券も、過去掲載作品を単話で購入するのにしか使えないというので萎えました。紙のコミックを買えるのならまだ需要があったのに。

そんな感じでちょっと注目していたサービスなんですが今回はパス。年度会員になれば過去作も含めて全部読み放題とかになったら考えよう。

*1:結局どちらもコミックスを買った