レッドビーシュリンプの稚エビが産まれた

ベタ・インベリスの稚魚を育てるのに夢中になっていたら、いつの間にかレッドビーシュリンプが卵を産んで孵化していました。いつの間に……。

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水槽はEcoqube。これまでベタなどを入れることが多かったんですが、今はベタをコレクションケースに入れているので空いており、60cm水槽用にレッドビーシュリンプを20匹買った時に、60cm水槽に14匹入れて残り6匹をEcoqubeに入れていたのでした。すると水が合ったのか6匹の方は毎日イキイキとソイルをツマツマして元気いっぱいで、6匹中2匹が抱卵して爆殖するという結果に。一方の60cm水槽の方は大磯でレッドビーシュリンプを飼うというチャレンジが無謀だったのか、ほとんど☆になってヤマトヌマエビオトシンクルスだけの地味な水槽になってしまいました(泣)

稚エビを育てるには

レッビーの稚エビはほんの数ミリほどのサイズで、とても写真には映らないぐらいの大きさなんですが、すでに赤と白のバンドがあって立派なエビの姿をしていて非常にラブリー。

しかし可愛い可愛いと愛でているのもつかの間、ベタの稚魚と同じように、エビもこのぐらいの小さな時期が一番育成が難しいとのこと。死因ナンバーワンはやはり餓死。小さすぎてほとんどのエサが食べられないうえ、やはり人工飼料には見向きもしないとのことでした。

生き餌があるじゃないか!

人工飼料を食べないってどうすんだよ、無理ゲーかよ、と思ったのですが、よく考えるとうちには生き餌が大量にあるのです。それはブラインシュリンプ

ニチドウ ブラインシュリンプ 20g

ニチドウ ブラインシュリンプ 20g

ベタ稚魚のために朝晩育てて、余った分はネオンテトラに喰わせているぐらいなので生き餌は十分にあります。そこで、2日に1回使っていた冷凍ブラインシュリンプベビーを毎日使うことにして、ベタ稚魚と稚エビに分けて与えることにしました。

しかし、レッドビーシュリンプの稚エビがブラインシュリンプを食べるって、ほとんど共食いだよなあ。大丈夫なのか、倫理的に。

あとは気休めで、水換えの時に加えているバクテリアを加えてみることに。

効果があるのかは未知数(笑) 少なくとも毒にはならないので。

観葉植物が凄いのかもしれない

去年30cm水槽でさんざ失敗したレッドビーシュリンプの飼育が、より少ない水量にもかかわらずこうも簡単に成功してしまうとはEcoqubeおそるべしです。仕組みとしては単なる背面濾過。フィルターに加えて植物の根で水中の硝酸塩を吸い込んで水換えを不要にするというのが特徴で、去年まではバジルの種から育てようとして何度も失敗させていたんですが、今年は余った観葉植物のポトスやら何やらを突っ込んだのが良かったのかもしれません。

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これらは壁掛けの鉢で育っていたんですが、みるみる伸びてあふれだしたとのことで分けてもらったもの。環境が変わっても旺盛な生命力は変わらず、グイグイ吸ってぐんぐん伸びています。ほとんど水替えせずに足し水だけで運用していますがコケ一つ生えないので、相当な浄化力があることがわかります。

30cm水槽も同じように、上部濾過にして上に観葉植物を生やせば濾過能力が上がったのかなあ。ベタ稚魚水槽としての役割を終えたら殖えたエビをこちらに移すことになるから、その時までにこの水槽でもレッドビーシュリンプを長生きさせる方法を考えておかなくては。