2017台湾旅行 ~その1~ エバー航空で台湾へ

最近仕事が忙しくてブログの更新もままならず、それでもどうにか一山越えることが出来たので、合間を見て台湾まで旅行に行ってきました。

海外旅行と言ってもお隣の国なので猛烈に安いところがポイント。2泊3日で24,800円とか、下手に国内に行くより安い値段で行けてしまうのが魅力です。

しかも今なら函館台湾間の直行便もあるので移動時間はたったの4時間! 車で札幌に行ったり新幹線で東京に行ったりフェリーで青森に行くよりも短時間で行けてしまう。これはもう、函館の隣町は台湾だと言っても過言ではないレベル。

普段は旅工房などのホテルと航空券だけを手配してくれるところを利用するんですが、函館空港の設定がなかったので今回はJTBを利用しました。



JTBはサービスが過剰で高いイメージがあったので敬遠していたんですが、いまは「エアホ」という、ホテルと航空券だけ用意するサービスもあるんですね。

出発前にやっておきたいこと

海外に行くにあたって必ず書かなければならないのが「入国カード」ですが、ぼんやり座席に座っていると書くのを忘れたり貰い損ねたりして、入国手続の長い行列に並んだあとで「入国カードないの? やり直し!」と言われてまた長いこと待たされるパターンがままあります(2回ほど経験あり)。

特に今回のように、台湾に帰国する人が9割みたいな便だと客室乗務員が入国カードを配らないのでなおのこと注意をする必要があります(ちなみに台湾からの帰国便では一人ひとりに聞いて配っていました)。

そこで、台湾に行く前にやっておきたいのがオンラインでの提出です。

入国について

このサイトで事前に登録しておけば入国カードの記入が不要になります。

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漢字なのでだいたい意味は通じますが、迷うところがVISA TYPE。長期滞在しない場合は不要なので「免簽證 Visa-Exempt」を選びましょう。

オンラインで登録していたおかげで、入国管理官にパスポートを渡したらすぐに虹彩認証と指紋認証を求められて一瞬でチェック終了でした。もしも「入国カードは?」と聞かれたら「オンライン」と答えると良いそうです。

函館空港の見どころ

さて国際便が出ているからと行って函館空港なんて所詮はただのいち地方空港。海外便も現在は台湾しか出ていないほんの小さな空港なんですが、それでもきちんと免税店は用意されています。ここでの注目商品はこれ!

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ニッカの鎧兜ウィスキー!

いかにも海外の人向けの間違ったニッポン像を象徴したようなアイテムなんですが、これ地味に欲しくないですか(欲しい)。床の間に飾っておいて、飲み終えてもビンを再利用して置いておきたい。床の間なんて無いけど。

ところがこれ、出国側でしか購入できないんです。ということはこれが欲しければ、わざわざ海外までこれを持っていってまた持ち帰ってこなければならないわけで。楽しい旅行にこんな重いものを持って行けというのか……。仕事で海外出張とかないかな。ないな。

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以前に函館空港で見て以来ずっと気になっていて、成田空港や関西空港で探したけれど見つけられなくて、再び函館空港で出会いました。これは地方空港だけでしか取り扱っていないのかなあ。また台湾に行く機会があったら買ってしまおう。その時はお土産用にトランクを持っていかないと。

機内持ち込みの罠

国際線に液体を持ち込む時は一瓶あたり100cc以内に限られてたり、容器をジップロックに入れておく必要があったりするのは分かっていたのできちんと準備をしていったんですが、今回函館空港でひとつ罠がありました。無香料のシャンプーとリンスを小さなボトルに詰めていったら係員から、

「何ccか分からないので持ち込めません」

と言われてしまいました。ボトルの大きさは歯磨き粉のチューブよりも小さいし、どう考えても100cc以上入るわけがないのに

「目盛りが書いていないボトルはどれだけ入っているかわからないから駄目です」

とのこと。てめえ、水に沈めんぞ(ボトルを)。そして溢れた水の量から体積を計算すんぞ。

預けた荷物に混ぜろと言うけど自分は機内に持ち込める量の物しか持っていかない信念の持ち主なのでそんなものはないし。というわけで、ANA印の紙袋に入れて預けることにしました。どでかいトランクの間に挟まれて、小さな紙袋がぐるぐると回っているところを想像するとシュールだしアホらしい。

結果的には入国手続に時間がかかって荷物ぐるぐるタイムは終了してて、ANAの窓口の前の床にぽつねんと紙袋が置かれていましたとさ。あほらし。

というわけで無駄なクレームをつけられるのを避けるのならば、このような目盛り付きのボトルに入れていったほうが良さげです。

だけどよく考えてみれば、荷物を預けるのが嫌なのは入国した後に荷物が出てくるのを待たされるのが嫌だからであって、入国手続きをしている間に出終わっているのならそんなに大きな問題じゃないかもしれませんね。次に行くときには考えてみよう。大きなスーツケースを持っていけば、さっきの鎧兜ウィスキーを詰めるだけの余裕が出るな……。

エバー航空の良かったところ

台湾まではエバー航空とタイガーエアの2社が運行しています。でもタイガーはLCCなので色々と不安(手荷物とか厳しそうだし)なのと、台湾から出る飛行機が朝7時!と異常に早いのでやめておきました。行きは15:45着だから余裕があるんですけどね。

エバー航空だと帰りの便は9:50発なので6:30にチェックアウトすれば十分だし、行きの便は15:50発19:00着とかなり遅くなってしまうんですが、台湾の場合は夜市があるので遅く着く分には全然問題なかったりします。

ちょっと残念だったのは座席にUSB給電機能がなかったこと。モニターもないし、国内線に毛が生えた感じだからまあ仕方ないですね。モバイルバッテリーを持っていったほうが安心です。

自分は5年前に買った5000mAのPowerbankを使っているんですが、最近だとこれの4倍ぐらいの容量のものが2,000円とかで買えちゃうんですね。

もうヘタってきているから、次の旅行のときには良いものを買おう。

出ると思っていなかった機内食

函館から台湾までのフライト時間はわずか4時間ですが、国際線なのできちんと機内食が出ます。

牛肉のすき焼き風かチキンのトマト煮から選ぶのですが、これまでの経験上高い空の上では味覚が鈍っているので、酸味が強くて味が分かりやすいトマトの方を選びました。

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ちょっとマカロニが多いかな。牛すき焼きの方はライスの他にパンが付いてくるので、それに比べれば悪くないw

飲み物は当然ビール! 国際線と言えば酒だ!!

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台湾ビールの経典(クラシック)。苦味があってスーパードライみたいな感じ。なかなか悪くない。

食後には赤ワインもいただきました。客室乗務員がボトルを抱えてやってくるので、その時にトレイ中央のクリアの容器を手渡すというのが正しいやり方っぽい。自分はビールを飲んだあとのカップに注いでもらいましたが(汗


食べて飲んだらあとは寝るだけ! そして起きたら別の国! 国際線はいいぞ!