プルームテックのカートリッジを再生してみた
臭いがほとんど出ないタバコ、プルームテックを使い続けてだいたい一ヶ月程度たちました。
確かに評判通り全然臭いません。飲み会で使って同僚に聞いたり、実家で非喫煙者の親戚に嗅いでもらったりしても「全然分からない」とのこと。どのぐらい臭わないのかというと、JTの調査によると従来のタバコに比べてわずか0.2%とのこと。
圧倒的じゃないか我が軍は。
これに比べると、従来のタバコより90%臭くないと言われているアイコスはまだまだ結構臭いんですよね。喫煙所にいても、逆にその独特の嗅ぎ慣れない臭いが目立つというか。
さらにプルームテックは健康懸念物質も99%カット。
このぐらいのレベルになると都会の空気と同じぐらいの汚染度なんじゃないですかねえ。
とはいえ、
現代の技術では知り得ない健康への悪影響があるかもしれないので、家で使う時は換気扇の前に限定しています。多分天ぷら揚げているときのほうが色々と有害だろうな、と思いつつ。
カートリッジが足りなくなる問題
そんなわけでいいことづくめのプルームテックですが、一つだけ欠点っぽいところがあります。
タバコカプセル5個あたり1本のカートリッジが同封されていて、カートリッジの中には5カプセル分吸うだけのグリセリンが充填されています。1カプセル分を吸い終えるとLEDが点滅して交換をお知らせしてくれるんですが、それを無視して交換せずに吸い続けているとどうなるかというと、当然カートリッジがカラになっちゃうんですよ。
だったらきちんと交換サインを守ればいいようなものなんですが、2~3回分ぐらいはそのまま吸っていても味が出るんですよね。まだ使えるものを捨ててしまうのはもったいない。だけど、そうするとカートリッジなしには吸えないカプセルが増殖してしまうという問題も発生するわけで。
というわけで、Amazonで再生キットを買ってみました。
SeaWorldStore プルームテック カートリッジ 再生 復活 高品質 国産 リキッド セット 説明書付 電子タバコ 【再生セット(リキッド10ml付)】
- 出版社/メーカー: Sea World Store(シーワールドストア)
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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編み棒なんかは100円ショップにあると言われているんですが、近所の店になかったので横着しましたw
やり方は簡単、編み棒でカートリッジ内にある内蓋を取り除いて、付属のリキッドをカートリッジの内側に垂らしてやるだけでOK。シリンジは使わなくても大丈夫ですね。
あとはテッシュの上に立てておいて、滲み出てこないようならちょっと少ないかな、滲み出るぐらいに注入して、接続部をきれいに拭き取って使うぐらいのほうがいいかもしれません。
最後に内蓋を戻して終了。あとはバッテリーに接続して吸うだけ。使ってみると純正と変わらない吸い心地で、非常に満足です。ただ、2~3回使っていると焦げ臭い味がしてくるので、無限には使いまわせない模様。それでも一回で使い捨てにするよりはずっとコスパが良いし、なんといってもリキッドを補充するのはちょっと悪いことをしているような雰囲気があって好きだったりw
Amazonには互換カートリッジも出品されていたりするので試しに買ってみたんですが、
純正に比べて品質が悪いというか味がイマイチと言うか、補充キットに同封されているリキッドのほうが出来がいい気がしますね。いろんなリキッドを試してみよう。
電子タバコの普及でたばこ税が減収する見込み……?
そういえば先日、こんな記事を読みました。
電子タバコが普及し始めているのは確かですが、いやいやまだまだ喫煙者の9割は紙巻きでしょうよ。スラドにも書きましたが、
たばこ税は紙巻き1,000本当たり12,244円なので、一箱あたり244.88円。
アイコスのたばこ税は一箱あたり226.30円なので、その差は一箱でたったの19円程度なんだよね。
日本で年間に吸われている紙巻き煙草の本数は一千億本程度だから50億箱とすると、およそ半分の25億箱が加熱式タバコにならなければ500億円の減収にはならないので、アイコスを使っている人はよく見るようになったけど、さすがに眉唾なんじゃないかな。
減収の一因である、ぐらいが正しそう。
と考えると記事のタイトルは釣りなのかな。共同通信レベルが釣りタイトルで記事を書くようじゃ、ねえ。
ただ、実はプルームテックはたばこ税がめっちゃ安いんですよね。さっきのコメントの続き。
ちなみに加熱式タバコはタバコ1g=紙巻き1本の計算になって、1本あたり約12.24円。現在テスト販売中のJTのプルームテックは一箱68.35円なので、わずか5.6gしかタバコが含まれてないことになる。タバコカプセル5本で紙巻き20本分を賄うのだから、4倍の効率化。
仮にたばこ税を今の3倍に増税した場合、紙巻きは460円から960円に、プルームテックは460円から600円になるわけで、そうなると電子タバコの普及に拍車が掛かるのかな。JTも増税を見越してこれを開発したのかもしれない。
ちなみに、たばこ税が3倍に拡大した場合はアイコスも一箱当たり900円ぐらいになるので、いずれは紙巻きと同じように滅びの道を歩む模様。そういう意味では早いうちにプルテクに慣れていた楽かもしれない。
純正品のプルームテックはいまだに抽選販売もしくは東京と福岡での限定販売のみですが、半額で買える互換品でもなかなかいい感じに使えるのでオススメです。
PEEK プルームテック ploomtech 互換 バッテリー C-Tec シーテック カートリッジ 対応 [並行輸入品]
- 出版社/メーカー: Skyexcel
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いまのところタバコカプセルの方はJTから通販で買う必要があるけど、本体と違って普通に買えるので大丈夫。
ベランダや換気扇を使っても他の人に迷惑をかける事になるので、紙巻きや加熱式を卒業して電子タバコに移行するのがいいかもね。