水草の種を撒いてみました

１年半近く飼っていたベタが死んでしまいました。亡くなる２、３ヶ月前からはおなかが膨らんで泳ぐのが難しくなり、わざと水面近くに水草を浮かべてその上に寝そべっていられるようにして、エサはピンセットで口元にもっていってやってどうにか食べられる状態でした。

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買ってきた段階でかなり体が大きかったので、このぐらいが寿命だったのかな。

ベタ水槽にしていたEcoqubeが空いてしまったので、残っていたオトシンクルスと石巻貝をエビ水槽に移し、思い切ってリセットすることにしました。次の構想は”緑の絨毯水槽”！

そもそも水槽を始めた段階はド素人もいいところだったので、適当に買った大磯砂を敷き詰めて水草がどんどん抜けては植えなおして、結局ほぼ根付かないという状況のまま来てしまいました。あれから一年経って積んできた経験を活かして、ずっと夢だった、敷き詰められた水草の絨毯を作ってみようと思います。

市販の水草を植えていくのが正攻法だと思うんですが、これまでの経験上、水に合わなくて溶けてしまったり植えても植えても抜けてしまったり、絨毯になるどころかほんの少しだけ生き残っていたりというパターンが続いています。

エビ水槽に入れた培養水草は全部消えてしまったなあ……。

ということで今回は秘密兵器を導入します。

その名もプレミアムシード！

水草の種をソイルにばらまいて湿気を与えると発芽するので、成長して根付いたところで水没させると簡単に水草の絨毯が出来上がるという夢の商品です。水を入れた後から植えるとすぐに浮いてきてしまうし、水が合わないと枯れてしまうことがおおいんですが、いったん水上葉を生やしてからだと丈夫に育つんだとか。

購入したのはNEWロングカーペットとカーペットパールグラスの２種類。どちらも聞いたことが無い名前ですが、カーペットとある以上、絨毯っぽくなるはず。ならなかったら詐欺商品やでぇ……。

ソイルを敷いて種を撒いて、毎日霧吹きで水を吹き続けて一週間後の様子がこちら。

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ご覧の通りソイルを思いっきり傾斜をつけて敷きました。右側には背面濾過への吸込口があるので、右から左へ低くしてあります。これだけ傾斜がきつくても、水草がしっかり根付いてくれたら水を入れても崩れ出さないはず。

それと、通常は小さな水草の方を前景にするものですが、遠近法を狙ってあえて逆にしてみました。これが吉と出るか凶と出るか。

手前側のよく育っている方がNEWロングカーペットです。こちらは発芽率がかなりいいですね。種が大きいからかな。

奥側のカーペットグラスの発芽率は半分くらい。ちょっといまいちですね。さらに追い撒きをしてもう一週間ほど様子を見てみようと思ったんですが、早くも白カビが生えだしました。こうなるともはや対処は不可能なので*1、仕方なく水を入れてしまうことにしました。

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ちょっとまだらになっているのが残念ですが、今後育っていってくれることに期待しましょう。

気になるのは発芽しなかった種。水中でも芽が出るのかな。とりあえずこのまま一週間ほど回してみて、その後ネオンテトラを入れてみようと思っています。

*1:実はこの前に一度カビだらけにして失敗している