2017秘湯めぐりin後志 ~みなとま~れ寿都~

みうらや温泉を出てから、そのまま南下して寿都町へ向かいました。

目的は昼ごはん。港町なのでウリは新鮮な魚介類で、人気の牡蠣番屋があったりもします。だけど牡蠣は自分しか食べられないし、そうなると1kgはとても無理。さらにそーゆーお店だとだいたいのメニューが貝の丸焼き系ばかりなんですよね。北斗市知内町の牡蠣番屋は丸焼き以外の食べ物が充実していていていいんですが、寿都町は貝類が苦手な人にはハードモードです。

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最初に訪れた「すっつ浜直市場」もそんな感じ。

www.jf-suttu.com

ここはどちらかというと鮮魚の直売所という感じですね。イートインコーナーもあるけど種類は限られていて、だけど鮮魚の値段がめちゃめちゃ安い。夕飯のおかずを買いに来たり、鮮魚を買って干し魚等に加工したい人にはいいかも。

そんなわけで直売所も旅行者にとってはハードル高めだったので、隣接する道の駅に入りました。

www.hokkaido-michinoeki.jp

こちらはきちんとした食堂があって、海鮮系以外にも地元産の食材をふんだんに使ったホットサンドやなんかも提供されているので魚が苦手な人でも安心です。注文してからできあがるまでしばらくかかるので、その間に道の駅の外に出ていた屋台で、牡蠣やホタテの焼いたのやホッケのつみれ汁なんかを買ってきました。

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そしていよいよ大本命の生シラス丼が到着。

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ちょっとした海鮮パーティー状態ですね。

生シラス丼というのは今回初めて食べましたが、しらす自体には特に味がないので「生シラス丼超美味い」という感じではないです。でも、卵の黄身と生姜醤油とをかき混ぜてゾゾゾっとかっ込むと結構イケます。黄身がキモかもしれない。

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しらすに関しては生炊きしらすの佃煮の方をオススメしたいところ。地元の漁師さん手作りのものをお土産で買って帰りましたが、鮮度が良いところから調理しているせいかさっぱりとしていて後を引かず、ペロッと食べてしまいました。ちりめんじゃこなんて地元のスーパーでいくらでも売られているんですが、やはり一般の流通ルートに乗せるとなれば味も濃くなるし、品質を安定させるために化学調味料も使いますしね~。

おみやげでいうと「エンガワわさび」がスマッシュヒット。エンガワの脂とワサビの辛さがタッグを組むわけですよ。これが日本酒に合わないわけがない。

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ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス] | 北海道寿都町 - 海の恵み生珍味と干珍味詰合せ(A152)

寿都町を出た後で寄った黒松内の道の駅で地酒「ぶなのせせらぎ」と厚揚げを買い、

さらに大沼の宮崎鯉屋で鯉の洗いを買って、ついでにこの時期限定の川エビの塩煮もゲットしたので完璧な布陣。

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連休最終日は昼間から飲んですごしましたとさ。めでたしめでたし。

北海道にはまだまだ魅力が隠されている

今回の連休は(というか今回の連休も)予定がどうなるか掴めないままギリギリになって日程を決めたので、一部妥協もありましたが、おおむね面白い旅行ができて良かったです。特に前半は天気もよく、気持ち良いドライブができたので最高でした。

温泉に関してはやっぱり鯉川温泉が良かったかな~。お風呂の風情も良かったし、露天風呂は自然たっぷりで、願わくばもっと冬の時期に行きたかった。旅館をやめるまえに泊まっておきたかったと思います。

新見温泉は遠すぎるのを除けば、源泉かけ流しの石膏泉も魅力だし、なかなか良かったです。でも次にニセコ方面に行くときは雪秩父でもいいかな、という気がしたり(^_^;)

それにしても、初めてニセコを抜けて日本海側に抜けてみて、自分の知らない面白いところがあるんだと思いました。北海道は他県に出にくい離島なので、必然的に旅行も道内に限定されるきらいがあって10年も旅行をしていると行くところがなくなってきたような気もしていたんですよね。だけどあまり人が行かないようなマイナーなところにも、まだまだ魅力が潜んでいることがわかりました。

夏休みも、これまで行ったことがない場所を訪れてみようかな。