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2017秘湯めぐりin後志 ~みうらや温泉旅館~

今回の秘湯めぐりの最後を締めくくるのは、北海道の温泉の中でもトップクラスに秘湯だと名高い「雷電湯元 朝日温泉」にする予定でした。

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雷電湯元 朝日温泉

ところがこの温泉、台風の被害にあって半壊し、さらに山奥にありすぎて修復ができないという事情もあって閉めてしまったそうです。

ところがブログを見ると営業再開までの様子がかかれていたりして、詳細がよくわからない。よく分からないのなら行ってみようということで近くまで行ってみました。しかし国道から入っていくと、朝日温泉までの道のりは車一台満足に通れなさそうな狭い山道を通らなければならないようでした。

なにせこんな山の中です。航空写真からだと森に埋もれて道が見えないレベル。これはちょっと無理そうだと断念し、代わりに、すぐ近くにある「みうらや温泉旅館」に行くことにしました。

www.jalan.net

ちなみにみうらや温泉旅館の人に聞いたところ、朝日温泉はだいぶ前に閉まったっきりになっているとのことでした。無理して行かなくて良かった~。

話を整理すると朝日温泉は一度台風の被害で閉館し、その後復旧に成功するも再び強風で建物が壊れてしまい、それ以来ずっと閉じているそうです。朝日温泉が営業していた当時はついでにみうらやに寄ってくれるお客さんも多かったとのことで、さらに今ではみうらやさんが、ここ雷電温泉で営業する唯一の温泉になってしまって寂しい思いをしているようです。

10年近く放置されたままの朝日温泉ですが、近くを流れる川そのものが温泉だとのことなので、冒険心がある方は野湯を目指して登ってみるというのはどうでしょう。蛇や熊も浸かりに来るそうなので、自分はちょっと遠慮しておきますが(^_^;)

みうらや温泉

そんなわけで保険にしていた「みうらや温泉旅館」に寄ったわけですが、ここはここでかなり秘湯度の高い旅館でした。

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外見は青と白でモダンに見えますが、内部は旅館というよりも完全に民家。中に入るとおじいさんとおばあさんが出てきて、田舎に帰ったような気持ちになります。

お風呂は半混浴/混浴で、だいたいこんな形をしています。

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(湯船にカメラを持ち込まなかったのでExcelでポンチ絵を書いてみた)

こんな感じで一応男女の浴室は別れているのですが、窓際に座るとお互いに丸見え。自分たちだけで利用するとナチュラル家族風呂です。

天然温泉100%かけ流しで、温度は結構高め。泉質は新見温泉と同じく石膏泉なので、湯上がりも汗が引かずにぽっかぽかです。いままで温泉といえば硫黄の香りが漂う濁ったお湯が良いと思っていましたが、今回の旅で無色透明の石膏泉もかなり好きになりました。

廊下の突き当りの扉を開くと露天風呂までの通路があるんですが、そこに蛇が現れるというハプニングが。おじいさんを呼んで追っ払ってもらったりと、なかなか野趣溢れていますw

露天風呂は内風呂よりもさらに狭く、3、4人も入ればいっぱいになるぐらい。当然混浴ですので、女性がほかのお客さんと鉢合わせすると厳しいかもしれませんね。ただ、女湯の方から外を見ることができるので、誰も入っていないタイミングを見計らって入るという作戦も可能かもしれませんw

露天風呂は旅館の横のこんな目立つところにあります。

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駐車場からちょっと覗き込めば丸見えになっちゃうんですが、訪れる人もほとんどいないひなびた旅館ですので問題なし(^_^;)

この日は雨で気温も低かったせいか、露天風呂の温度は結構ぬるめで、それが逆にいつまでも入っていられるような気持ちよさです。

人里離れた一軒家で、源泉かけ流しの温泉があって、老後はこういう生活がいいなあ、としみじみ思いました。ここはご飯も良いそうなので、何か嫌なことでもあったらほとぼりが覚めるまで何週間か逗留しようかしらん。

そんなわけで「みうらや温泉旅館」は、秘湯度レベルは高いしお湯はいいし、近くを通る機会があったら是非寄っていただきたい温泉旅館でした。気の良い老夫婦が二人だけ(?)でやっているので、10年後20年後まで開いているとも限りませんからね。ちょっと難易度は高いけど、温泉好きの人にはオススメです!