2017秘湯めぐりin後志 ~蘭越町貝の館~

新見温泉から岩内町に抜けるルートが封鎖されていたせいで、一旦平地に降りて海沿いを進むルートに変更せざるを得ませんでした。

ですが、遠回りと行っても大した距離じゃないし、他に寄るところも決めていなかったし、それになにより下りの道は緩やかなワインディングロードが続く、ドライブには最高な道だったので楽勝でした。

山の中の一車線の道を、アイスバーンと対向車に怯えながら進むのに比べたらむしろこっちで正解だったかもしれません。

道道268号線を下って、蘭越町の市街地には入らず229号線を通って海を目指します。道の両側には白樺が立ち並び、新緑の候にふさわしい若々しい葉が生い茂っていて、いまが北海道のベストシーズンだと感じます。暑くもなく寒くもなく、このぐらいの気温がずっと続いてくれるといいんですけどね(^_^;)

蘭越町貝の館

海沿いに出るとやがて道の駅が見えてきました。スタンプラリーをしているわけではないので道の駅だからといって無駄に寄ることはないし、最近は粗製乱造すぎてつまらない道の駅が多いのでむしろ積極的に寄らないようにしているぐらいのものなんですが、ここはちょっと事情が別。

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蘭越町貝の館

こんな素敵な貝の博物館が併設されているなら見ない手はありません。

入場料350円を払って入館してみると、ものすごい数の貝が理路整然と分類別に並べられています。貝だけなら科博に肩を並べられるかも?!

第一の館は標本メインで、第二の館は生体展示があります。幸せの白いナマコとか。

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氷の妖精クリオネとか。


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あんまりまじまじと見ると怖いですよねクリオネ。冷たい死をもたらす氷の天使、という雰囲気。

カタツムリも貝の仲間、と言われたら「ああ、うん」と答えざるを得ないんですが、

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陸棲の生き物はちょっと怖い。

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っていうか2011年に捕獲って、カタツムリは6年も生きるの?! それも含めてホラー。

3Dシアターは作られた年度を考えても残念な出来でしたが、あとスケーリーフットの展示がホルマリン漬けでしょんぼりな感じでしたが、それを除いても見どころ十分で楽しめる博物館でした。

貝と言えばサカマキガイ

そういえば札幌で買った佗び草から、無限にサカマキガイが生み出されて水槽が貝地獄になっています。水槽に入れる前に炭酸水か何かにつけるべきだったですね。トホホ。

ジェックス 貝トール

ジェックス 貝トール

トール使えるのかなあ。エビが入り込みそうだからダメかな。