投資信託で確実に年利5%をゲットできる方法

去年の夏に車を買ったんですが、そのせいで普通預金がほとんどカラになってしまいました(ローンが嫌いなので現金払い派)。

pikaring.hatenablog.com

車は良かったんですが、困ったのが振込手数料の問題。

メインバンクにしている新生銀行は、預金残高の残高が100万円以上だと月に5回まで振込手数料が無料になるのです。

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月に1回までは誰でも無料なんですが、毎月家賃と駐車場代の最低2回は利用するし、通販でも振込に使う時があるし、やっぱり月5回あると便利なんですよね。かと言ってすぐに現金が100万円用意できるわけじゃないし……。

そんなことを考えながら新生銀行のHPを見ていたら、投資信託の積立でも月5回まで無料の「新生ゴールド」になれるということが分かりました。

月5000円からでも振込手数料が無料になる!

というわけで、前から投信積立をやってみたかったこともあり、サクッと申し込んでみることにしました。選んだ銘柄はこちら。

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野村アセットマネジメント | 野村インデックスファンド・新興国株式(愛称:Funds-i 新興国株式) | 商品

円でお給料をもらっている以上、リスクを極端に円に依存しているわけなので外国の、それも新興国の株式をメインに組み込んだ投資信託を選びました。

投信積立はリスクが低い

当然金融商品なので上がったり下がったりするんですが、毎月積み立てることでリスクを抑えることができます。これを「ドル・コスト平均法」と言って、価格が安かろうが高かろうが同じ金額で買い続けることで、購入価格を平坦化しようとする作戦です。

基準価格が1万円の投資信託を毎月1万円ずつ買い始めたとします。ところが翌月から毎月500円ずつ値下がりしてしまいました(辛い)。

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これをグラフにしてみるとこんな感じで、価格は安くなっているのに出している金額は同じなので、毎月買っている口数はどんどん多くなります。

12万円出して持っている保有口数は約17万6千口。仮に最初の月に「一気に買っちゃえ!」と12万円出していたら12万口しか手に入らなかったわけですから、高値を掴んでしまうリスクを避けることができます。

また、急にお金が必要になって「プラマイゼロでもいいから売りたい!」と思っても、価格が1万円の時に一気に買っていたら1万円まで戻らないと損をしてしまうわけですが、毎月買っていた場合は約6,800円まで戻せばプラマイゼロ、その後それ以上騰がってくれれば利益が出てしまうのです。

投信信託は利益も出しやすい

捨てる神あれば拾う神ありという事で、一年かけて4500円まで下がってしまったのが、再び1年かけて元の価格まで戻ったとしてみます。

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基準価格が上がるにつれて購入できる口数も減っていきますが、24ヶ月の合計は投資金額が24万円なのに対して保有口数は約35万口になりました。これを売ると35万円になるわけで、

「おととしから買っていた投資信託どうなったかな? な~んだ、一万円のまま変わらなかったのか」

と思っていたら、知らないうちに11万円も利益を上げているわけですね。もし最初に24万円分買っていたとしたら、2年かけてプラマイゼロにしかなりません。買い時が非常に重要になるわけです。

それに比べると積立は、購入期間中に適当に値下がって「また戻ってくれば良い」という適当なスタンスで利益が出せる、というところが素人に向いているところなのではないかと感じています。

リスクが低いということはリターンも低い

今回は極端な例を挙げてみましたが、「下がっても(下がり幅の半分でも)戻ってくれば損しない」というところがドルコスト平均法の強みです。だけど極端なことを言ってしまえば、4500円まで下がった12ヶ月目に全額買って、10000円に戻したところで全部売ればいいんです。そうすれば資産は一気に2倍以上ですからね!

でもそんな神業ができる人はそうそう多くないんですよね。4500円からさらに下がる可能性だってあるし、「10000円になったら売ろう!」と思っていたら9000円ぐらいでまた下がったりとか、そんなことは株の世界では日常茶飯事なわけで。さらに「売る時・買う時」を適切に判断するには、年がら年中相場にはりついていなければならないですよね。それをしたって確実に儲かるわけじゃないので、時間的コストだって馬鹿になりません。

なので、ハイリターンを捨てた代わりにリスクもコストも削ってお気軽に投資してやろうという人にとっては、投信積立というのはベストな選択肢なわけです。

5%利益のカラクリとは?

というわけでローリスク・ローリターンの積立投資信託ですが、これでどうやって5%もの高リターンをゲットするか、というのが前述の振込手数料無料。自分の場合は月に2回以上は振込があるので、もし投資信託をやらなければ308円×12ヶ月の3、696円を振込手数料として支払うことになります。

これが月5、000円ずつ積み立てたら無料になるわけで、投資金額5000円×12ヶ月で6万円に対して、約6%のリターンが

確実に

期待できるわけです。ここから信託報酬(0.648%/年)と解約手数料0.3%を引いてだいたい5%ですね。あとは5%以上値下がりしなければ勝利なわけだし、別にそんなこと気にしないで持ち続ければ小金が貯まっているというシステムなのです。

いまのところはプラス評価

そんなこんなで毎月1万円ずつ買い続けていますが、いまのところは順調に値上がっています。やったね♪

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忙しい人にオススメの資産運用

銀行の定期預金の金利には期待できないし、かと言って毎日何時間もパソコンに貼り付いて株価とにらめっこなんてやっていられない。自分もそうですけど、投信積立はそんな人に向いている投資だと思っています。

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