国際フェンシング連盟公認のフェンシングゲームがやたらリアルで面白い(無料)

眠れない夜にApp Storeをつらつらと眺めていたら、フェンシングのゲームがあったのでインストールしてみた。

FIE Swordplay

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フェンシングはやったことがないけれど、代わりと言っちゃなんだけど剣道をやっていたので、同じ剣術として興味があり、オリンピックではなるべく見ていたし近代三種にも注目したいんだけど全然取り上げられないのが悲しい。

話が脇道にそれてしまったけれど、ゲームはかなりよく作られていてオススメ。動きはなめらかでモデリングも美しく、手軽に遊べて奥が深い。なかなかの名作です。

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日本語化はされていないけれど日本からスタートすることも可能。この「外国人から見た日本」っぽい町並みのセンスが好き。

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試合の画面はこんな感じで、盾のマークはParryで防御。右側の剣のマークはThrustで攻撃、左側の剣のマークはLungeで大きく踏み込んでの遠距離攻撃。これと左手で操作する前後のボタンで間合いを測って戦う。

要は間合いに入ったら攻撃すればいいんだけど、わざと相手の間合いに入って攻撃を誘って防御してからリポストしたり、間合いに踏み込んだのに攻撃せずにフェイントで相手に防御をさせて、その直後に攻撃したりとかなり高度で、フェンシングの勝負の妙をうまく再現しているところがポイント高い。

それだけだと単に”高度なじゃんけん”なんだけど(それでも十分に面白いんだけど)、さらにこのゲームでは様々なRepertoire、つまりレパートリーが設定できるところが深い。

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最初はクラシカルで極めてベーシックな戦い方をマスターし、その後に覚える”アグレッシブ”ではスラストでツバメ返しのように2回攻撃を行う。いま選択されている”モバイル”では防御時に大きく後ろに引くため、間合いや防御のタイミングが異なるようになっており、なかなか一筋縄でいかないようになっている。

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こちらはイギリスなんだけど、多分ウェストミンスター寺院とロンドン・アイはこんな風には見えなくて、イギリス人はツッコミを入れるところだと思うw それはさておきゲームモードも多彩で、通常の試合の他にも1本先取や20秒以内にポイントを多く上げたほうが勝つゲーム、もしくは攻撃権を交代しながら戦ったりとなかなか飽きさせない。

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レベルアップで装備が開放されていくんだけど、カッコよさだけじゃなくそれぞれに特性があって、しかもレベルが高い武装ほど強いわけじゃなさそうなのが良い。

主人公を女性にしたんだけど残念ながらマスクを脱ぐことは無いので、その素顔を拝むことはできない模様。自分の好きな美少女を勝手に想定すると捗るw

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あとものすごく気になったのが、対戦相手の美少女剣士の名前。安藤美姫ってこれはFIE的ジョークですかい? 他所の国の選手にも小ネタが含まれているのだろうか(^^;)

本体無料でクレジットかゴールドを買うときに課金が必要で、ゴールドはゲームを遊ぶためのエナジーを回復するに使えるんだけど今のところ課金圧力は皆無で、逆に申し訳ない気分になってしまうw

相当良く出来ているし、フェンシングの楽しさが伝わってくるのでオススメです。

FIE Swordplay

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ボードゲームも気になる

アン・ギャルド 日本語版

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フェンシングのボードゲームといえばライナー・クニッツィアのアン・ギャルドが有名で、これもかなりフェンシングのテイストをよく再現しているらしい。らしいというのはこのゲームは未プレイで、だけどルール自体は簡単なので自分でカードを作って遊んでみたんですよ。

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こんな感じで剣豪にアレンジして。だけどテストプレイの結果評判がイマイチだったんだよねえ。基本を知らないうちにアレンジしたのがよくなかったか。機会があったらボードゲーム版も遊んでみたい。