たまには贅沢も―4泊5日沖縄旅行その9

3日目の宿泊先は沖縄が誇る超豪華リゾートホテル、ブセナテラスです\(^o^)/

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こんな高級ホテルが基本プランに入っているはずはもちろんありませんので追加料金をしこたまとられましたが(汗)、レビューを読むと「一生に一度は泊まった方がいい」との声が多くて、清水の舞台から飛び降りるつもりでえいやっと予約しました。でもサービス的、施設的には「これがセレブの生活か!」と感動することが多く、確かに自分も「確かに一生に一度は泊まったほうが良い」という感想を抱かざるをえません。一生に何度も使うことになる「一生に一度」という便利な単語ですが、ここは使いどころですよ!

この半島一つがホテルの敷地になっているというのがゴージャスの極み。この高台にホテルがそびえ立っていました。正面玄関はホテルの4階にあり、1階からはプールやプライベートビーチ(!)に直接出られるようになっています。プライベートビーチ…。

チェックインでは柔らかいソファーにゆったりと腰掛け、ウェルカムドリンクを飲みながらしばしのひととき。ここではすべての時間がゆっくりと流れていくようです。

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部屋も本格リゾート気分。まるで世界さまぁ~リゾートを見ているような気になって思わずシャワーチェックをしてしまうなど(結果はまあまあ)。それにしてもどうして純洋風の部屋ってトイレが筒抜けなんだろう。リビングとバスルームが窓で接続されていて、用を足しながら外の風景まで望むことができるというのは特典なのかどうか。排便の音を共有する文化はよく分からない。

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こちらはホテルを例のプライベートビーチ側から眺めた様子です。我々が泊まった部屋はガーデンビューと言ってこの裏側にあり、料金的にも非常にお求めやすい価格になっております。いわば上の下。それでも前述したとおりこのホテルは半島にあるので、逆サイドからも(ちょっと遠いけど)海を見ることは可能。まあ、夜に来て翌朝出発するような場合はガーデンビューでいいんでないでしょうか。2連泊3連泊するような場合は時間を持て余して、ぼぉっとベランダからビーチの様子を眺めたりして、そんな時間(とお金)に余裕がある場合はシーサイドビューまたはコテージなんかがよろしいのかと思いますが。

部屋に荷物をおいてハイクラスなおみやげ屋さんなどを物色していると、表からドーンという大きな音が響いてきたのでテラスに出てみると花火が打ち上がっていました。

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結構な打ち上げ本数で玉も大きく、ちょっとした町の花火大会をゆうに凌駕する規模です。

102 from pikaring on Vimeo.

夕飯はA&Wだけだったので小腹が減って、リビングルーム「マロード」で軽食などをいただくことにしました。マロード=客人?

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ミックスサンドイッチ(1,500円)とオリオンビール(900円)を注文。さすがに高い。でもまあ雰囲気代だしなあと思っていたけど、実際出てきたサンドイッチはちゃんとした素材を使って丁寧に作られていて、ポテトチップとオリーブまでついていて納得の価格。市価の3倍の瓶ビールだって、パリっとしたお姉さんに注いでもらってこの優雅な雰囲気の中で飲むと味も違ってきます。木々のざわめきと波の音を聞きながらゆったりと過ごしていると、脳のシワが伸びていくような気がしました。

優雅な朝食

朝食は和食・洋食・洋食ビュッフェのどれかから選べるようになっています。これだけでもここが連泊前提であるのがよく分かりますね。

和食は「そろそろ沖縄料理にも飽きたし日本の料理が食べたいなあ」と思った時用のメニューで、洋食は「ビュッフェなんてザワザワしていてセレブな私達には似合わないのよね」的な雰囲気のようなので、必然的に我々はビュッフェを選択。8時30分前に着くとすでにあらかたの席は埋まっていて結構な混雑ぶりでした。

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運良くオーシャンビューの席をゲット。シェフに焼いてもらえるオムレツは、具をチーズ、ツナ、アオサから選ぶことができたので普段余り食べることのないアオサをチョイス、したところ、自分の次に並んでいた人が「全部入りで」と注文していたので目からうろこ。おかわりしてしまうところが庶民の浅ましさでしょうか(^_^;) 一人前について大さじ2ぐらいのバターが使われていて濃厚です。

スタッフはみんなパリっとした制服を着ており、ヘッドセットからの指令に基づいてテキパキと動いています。どこかに司令室があって、スクリーンに光る点でテーブルの空き状況などが表示されているんだろうか。レジで使われているパソコンがタフブックなあたりに軍隊っぽさを感じるなどなど。規律正しく丁寧で良かったです。

貝拾い・再び

朝食後は広い広いプライベートビーチに出て再び貝拾い。

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半島の南西側に面しているので朝早い時間まではいいんですが、それからは南国の強い日差しにさらされるので危険です。貝拾いは早朝か夕暮れにしときましょう。

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このあとはグラスボートや海中展望塔に行こうと思っていたんですが(宿泊者は半額で利用できる)、海の中なら体験ダイビングでおなかいっぱい見てきたのでスルーすることにして出発することにしました。

寝て起きるだけのほんの短い滞在でしたが、ゴージャスな気分を味わうことができて良かったです。料金は高いけどコストパフォーマンスは全然悪くない。建物もスタッフも全部が特別で、自分が特別な存在になったような気持ちになれました。豊かな人が好む場所に行くと心まで豊かになるのかな~。