ドイツレベル&ハセガワ 1/72IV号戦車作り比べ その1
1/35の戦車を何台か作ってみて思ったのは、
「やっぱりでかいな…」
ということでした(普通だ)
大きいほうが迫力があるのはもちろん、塗装においても細かい描写が可能だったり生きたりする(ミニスケだとディティール過多になりがち)ところが魅力なのは理解できたのですが、作った後の処置が地味に困るんですよね。1/72ならジオラマにしてしまうんだけど、それだと場所を取り過ぎるし、戦車単体だとちょっとさみしい。
それに、戦車単体で見た場合でも、ミニスケールのほうが情報の密度が濃いような気がするんですよね。戦う車としての要素がギュッと押し込められているような、一見して全体を把握できるちょうどいいサイズなんですね。
実際に作ってみると、やはり自分はミニスケールの方が好きなんだなあと、再認識させられる結果になりました。
とりあえず手当たり次第に作ってやろうと思って、WoTではLee先生の呼び声も高いM3中戦車を作ってみることにしました。
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フジミのWAシリーズもそうですが、古すぎる金型の製品は回避したほうが良さそうですね。ただこれも、慣れてくるとよく見えてくる可能性があるので、しばらく転がしといて気が向いたら手をかけてみようと思います。
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ドイツ・レベル プラモデル 1/72 IV号戦車 H型(再販)[ハセガワ]《在庫切れ》 |
一部パーツの噛み合わせなどで悩む部分もありましたが、それぞれのパーツのディティールがしっかりしているため、組んでいて楽しい製品です。
一方のハセガワは全体的にぬるい印象。エッジがどろっとしているというか、なんとなく甘い。作りやすいけど楽しくはないキットです。これでは味気がないからと、砲塔上部に真鍮線で手すりを追加しました。
素組状態の上部を並べてみました。これは結構違うぞ…! 以前作ったプラッツのIV号戦車(中身はドラゴン製らしい)も良いキットでしたが、ドイツレベルも相当やるなという印象です。値段が倍でもこっちを作ったほうが捗るなあ。
だけど塗ってみたら印象が変わるかも…。そんな儚い希望は果たして叶うのだろうか。次号、塗装編!