IV号戦車 ジオラマ製作編
急いで川を渡れ!
衛生兵「大丈夫だ、傷は浅いぞ」
今回はIV号戦車を使って、渡河シーンのジオラマを作ってみました。使用したモデルはこちらになります。
1/72 ガールズ&パンツァーシリーズGP72-1 IV号戦車D型改 (F2型仕様) あんこうチームver.
- 出版社/メーカー: プラッツ
- 発売日: 2013/10/04
- メディア: おもちゃ&ホビー
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いつもの用に100円ショップのアクリルケースを使います。前回はここにそのまま石粉粘土を詰めてエラいことになったので、同じく100円ショップのカラーボードを底の大きさに合わせて切り取って、その上に情景を作っていくことにしました。
石粉粘土を盛る時は、歯ブラシを使って斜面をザラザラに削り、逆に川底は歯ブラシの背中を使ってツルツルに仕上げました。
斜面には余った履帯のパーツで他の戦車が通ったあとをつけて、レッドブラウンでうす~く塗って濃淡を出します。
川底はなんと「軍艦色」で塗ってしまいました。これがなかなかいい色で、なるほど水底の色なんだなと関心しました。
モデリングウォーターを使う
水の描写にはちょっと奮発してこちらを使ってみました。
- 出版社/メーカー: 光栄堂
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デロデロと流し込んでいきます。30分ぐらいで硬化が始まるのですが、説明動画にあったみたいな波の表現はちょっと難しそうだと感じました。ピンセットで持ち上げてもすぐに戻ってしまうし、そうなると気泡が出てしまうという。
だいたいの配置を決めて、
戦車が沈む部分のモデリングウォーターをカッターで切り取りました。普通は木工用ボンドを使って水を表現するそうですが、モデリングウォーターは最後まで弾力があるので、こういった加工がしやすくて良かったです。え?最初っから沈めとけって!?
ところがこの削りとった部分が、水しぶきの表現をさせるのにちょうど良かったのです。細かく砕いて木工用ボンドにまぶして戦車の後部にばらまくと、はいこの通り。
小物も使う
低いアクリルケースで高さを表現するために、手前には橋をかけてサイドカーを走らせました。
- 出版社/メーカー: ハセガワ
- メディア: おもちゃ&ホビー
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橋桁はめんどくさいからパスして(^_^;)、アクリルケースに直接流し込み接着剤で貼り付けました。
フジミ 【WA-34】 1/76 橋・検問所 <ワールドアーマーシリーズNo.34>
- 出版社/メーカー: FUJIMI
- メディア: おもちゃ&ホビー
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サイドカーはこちらのセットのものを使いましたが、この時期のフジミは志が高いけれど技術が追いついていないのだった・・・。隙間だらけバリだらけで、戦車一両作るよりも苦労したかも。
衛生兵は前後のモールドを削りとって、でかでかと赤十字を書きました。実際にこんなビブスみたいのを着ていたかどうかは不明ですが(笑)、ロシア兵は手当たり次第に殺すから目立つ必要があったとかいろんな説があるし、腕章だと1/72だと目立たないからな~。
戦車を作るのは凄く楽しいんですが、小物を作るのは手間ばかりかかって大変です。無いとジオラマに味が出ないし、頑張って作るしかないんですけどね~。
新兵器その2
戦車の泥汚れを表現するために、さらに新兵器を買ってみました。
アートボックス【モデルカステン】 ミリタリー・ピグメント 超級 ブリックライク SP1
- メディア: おもちゃ&ホビー
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本物の土に定着剤が混ざっているっぽくて、本格的な人は日本絵画の画材を買って同じように作っているらしいけど、これはまあ手間代ですね(^_^;)
全景
今回も楽しく作ることが出来ました。
プラスチックだけではなく、土や石や草などいろいろな素材を使って、限られた空間に情景を切り取る作業は、ある意味で俳句や短歌に近い部分があるのかもしれないと、作りながら考えています。
今回の参考書
PANZERTALES WORLD TANK MUSEUM illustrated―ワールドタンクミュージアム図鑑
- 作者: モリナガ・ヨウ
- 出版社/メーカー: 大日本絵画
- 発売日: 2005/09
- メディア: 大型本
- 購入: 2人 クリック: 37回
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だけど1/144はちょっと小さすぎたんですよね。迫力が感じられなくて、第一弾で集めるのをやめてしましました。1/72は手のひらサイズの可愛さながら、戦車の持つ力強さも残していてかなり好みなスケールです。次は何をつくろうかな~。