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2013イギリス・イタリア旅行 ~その7~ 地獄かと思ったら天国だった

旅行 ヨーロッパ

ローマ2日目(実質1日目)の朝は、ホテルの食堂で朝食を取りました。ローマのCapitol hotelもロンドンのRoyal national hotelと同様、食べ物はパンのみという潔さです。半地下のこじんまりとしたスペースですが、絵が飾ってあったりと雰囲気はまあまあでした。
 
テルミニ駅のTIMショップでSIMカードを受け取ってから、タクシーでヴェネチア広場まで移動しました。
女性の運転手さんに地図を見せながら行き先を伝えると、混雑した街の中をスイスイと抜けてあっという間に到着。料金は6ユーロ程度だったかな。それほど高くありません。2で割るなら地下鉄を使うよりも便利かな。
 

ヴェネチア広場

まず行こうと思っていたのがエマヌエーレ2世記念堂でした。ここの屋上からローマ市内が一望できるというのを楽しみにしていたのですが、到着した時間が早すぎて、まだオープンしていませんでした。後回しにしてフォロ・ロマーノに向かいます。
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この日は天気が良くて、というかローマ滞在中は毎日ドピーカンだったんですが、水分補給が必要だと思って屋台でペットボトルの水を買いました。2ユーロはちょっとボッてるかも。ホテルの自販機だと半額なので、1本ぐらいは出る前に買っておくと節約になりそうです。ただ、どうせ何本も買うことになるし、屋台の水はキンキンに冷やされていて半分凍っていたりするので、その手間賃と考えればまあ許せます。バチカン市国付近の屋台だと3ユーロ取られるので許さない。
 

フォロ・ロマーノ

オープン直後にやってきたので、入り口はまったく混んでいませんでした。コロッセオとの共通券(17ユーロ)を購入して入場します。
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事前に調べていた感じではフォロ・ロマーノは有名なスポットではありますが、遺跡なんて見て何が面白いのかな。楽しめるのかなと思っていました。ですが一歩踏み入れてその予想がいとも簡単に覆されました。
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遺跡の圧倒的な存在感。どんな文章や写真、映像を見たって自分には、実際にこの場に立つまで本当のすごさを感じ得ないと思いました。
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直接この場に立って、見上げて、砂利を踏みしめて、また見上げて、五感を使って感じなければ、絶対に理解できないだろう感動。ゲームの中の世界に入ったようだと端的に言えばそうなのですが、所詮はそういうものもデッドコピーにしかすぎないのだと感じてしまうような、あらゆる美的なもののルーツがここにあるのです。
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とにかく広い敷地に遺跡が点在しています。何が何とかはわからないまま、ひたすらに感じながら写真を取りながら歩き、帰国してから「あれが火の神殿だったのか」などと復習したりしました。現地では余計な言葉は不必要で、見て驚くだけで十分だと感じました。
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まだ早朝で誰もいない静寂さが、さらに感動に拍車をかけます。
 
だいたい見終わりましたが、コロッセオ方面の出口は閉鎖されていて、仕方なく一周して最初に入った出入口から出ました。その頃にはもう人でごった返していて風情もへったくれもない有り様です。オープンから1時間半もすると、コロッセオを見終わった人たちの群れでいっぱいになってしまい、さながらテーマパークのようになってしまいます。朝からこんな辺鄙なところを探索するような物好きはほとんど日本人ばかりで、前からも後ろからも日本語が聞こえてくるような状態でしたが、そこを割り引いても朝です。絶対朝。
 
外に出てまずは水分補給と、新しく水を買ってイタリア名物ジェラートを食べました。
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レモンとバニラで5ユーロ。どちらも微妙に香料っぽくて値段ほど美味しいわけではありませんが、とにかく冷たいのが嬉しい。9月も後半ですがローマの暑さときたら日本にいたら想像できないぐらいです。ただ、日差しが強力なわりに気温自体は25度程度とそれほど高くないので、日陰に入ってしまえば全然過ごしやすいです。カラッとしているのも日本とは違うところ。
 

コロッセオ

一休みしてコロッセオに向かいますが折り悪く(普通は折よくなんでしょうが)途中の道で鼓笛隊が演奏していて、前に進めないぐらいの混雑でした。
それをどうにか乗り越えてコロッセオの前にたどり着くと、今度は入場待ちの行列がとぐろを巻いています。しかし我々は既にチケットをゲットしているので、行列を尻目にチケットホルダーの列からすんなりと入場を果たしました。コロッセオを見るならフォロ・ロマーノを見てからが鉄則ですね。
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内部もものすごい混雑ですが、まあなんというか、それほど面白いものでもないです。大きいね、丸いね、という感じ。内部探索ツアーだと、一般のお客さんが入場できない地下や最上階にも入れるらしいのですが、そうでもしなければわざわざ入らなくても、フォロ・ロマーノから眺めていたほうが魅力的でした。人が多すぎるというのもあるのかも。
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おみやげ屋さんは充実していて面白く、冷蔵庫に貼るためのコロッセオマグネットを購入しました。
 
コロッセオ周辺は物売りが凄まじいです。よく見かけるのがカラフルなビニールの番傘風日傘。もっと無難なデザインにしたほうが売れるのになあ。帽子屋さんも大量に出ていますが、やはり突飛なデザインばかりで、デカデカとROMAとかITALYとか三色旗とかが書かれた観光客向けのものばかり。
日差しが強いから帽子を被れと言ってもこんなデザインは嫌だとゴネるのですが、どうにかコカ・コーラ風の書体で「Ciao Bella」と書かれた帽子を購入していました。その代わりに会うイタリア人会うイタリア人から「チャオベッラ(^_^)」と声をかけられていたのが微笑ましかったです。日本語にはない言葉で、無理やり訳すと「こんにちは可愛い子ちゃん」ぐらいの意味になるのかな? 「可愛い子です」という帽子を被ること自体が結構面白いんですが、イタリア人はだいたいの女の子にそうやって声をかけるので多分問題ないはず(^_^;)
現地の人は焼けるのが好きなのか、この日差しの下で帽子や日傘を使っている人はほとんど見ませんでした。使っているのはみんな観光客ばかり。現地の人はサングラスだけの人が多かったです。
 

Barrique Ristorante Enoteca


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コロッセオの喧騒から一刻も早く離れたかったので、2ブロックほど隔てたカブール通りまで移動しました。このあたりには飲食店が何店か集まっていて、店先にメニューが出ていたこの店に入りました。
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カルボナーラマルゲリータと赤ワインを注文。ピザは薄くてパリパリのローマ風。ナイフで切るのに難儀します。自前のピザカッターを懐からさっと取り出すとクールかも。または変人のような目で見られるかも。アンチョビがギンギンに効いていて本場の味がします。カルボナーラは炒り卵状になっていて、これなら自分のほうがうまく作れるんじゃないかと思いましたが、麺の茹で加減はモチモチで美味しかったです。
知らない国の知らない街で知らない店に入ってちょっとドキドキしていましたが、お店のお姉さんはピザを取り分ける皿を持ってきてくれたりと親切だったのが助かりました。
 
到着した日はどうなることかと不安でしたが、街を歩いてみてその不安は一掃されました。「来なきゃ良かったかも!」からの「死ぬ前に来てよかった!」へのまさかの大逆転、天国と地獄です。午後からはさらに謎の体験ををすることになります。
次回、手招く謎の男に誘われて入った薄暗い部屋にあった人骨の正体とは・・・!