だから、男と女はすれ違う―最新科学が解き明かす「性」の謎


いくらブログを書く気力が無いからって、とりあえず書名だけでも控えておかなきゃ読んだことを忘れてしまう。
夫婦喧嘩がエスカレートするメカニズムとか、Y染色体が消滅しつつあるとか、その他にも「地図が読めない女」という嘘などなど、雑学がいっぱい詰まっていて読み応え充分。
 
特に面白かったのは、女性は「匂い]で、男性は「外見」でパートナーを選ぶというくだり。
女性の場合は、相手の匂いをかぐことで遺伝子的に自分に近いかどうかを判断するとか。近すぎても遠すぎてもダメらしい。近い場合は遺伝子異常が出るから分かるとして、遠い場合がなぜダメかと言うと、例えば女性が高地の生まれで男性が海辺の生まれの場合、生まれた子どもは空気が薄い高地では暮らしにくいわけで。そういうわけで、同じような環境にいる、なるべく遠い遺伝子をもった相手を求めるらしい。
男性の場合はどこを見るかと言うと、顔や胸の大きさではなく、腰のくびれなんだそうな。腰とおしりの比率が理想的な女性ほど子どもを生みやすいことに起因しているとか。なるほどね〜。ちょっと分かるような気がする。
 
はてな年間100冊読書クラブ 254/303)
 
今年の目標は去年に引き続き50冊としました。本を読む以外にやりたいことが多すぎる/仕事も忙しそうだけど、とりあえず目標は高めに設定しました。だけど、今月はまだこの1冊しか読んでいないことを考えるとすでに微妙っぽい空気が出ている・・・。