二度目の禁煙

「禁煙なんて簡単さ、ぼくはもう3回禁煙している」
というアメリカンジョークがあるけれど、2度目の禁煙は簡単に完了。体から完全にニコチンが抜けたし、気を紛らわすためのガムもいらなくなりました。
去年の夏の激務に耐えかねてここ半年ぐらい喫煙を再開していました。悪銭は身につかないけど悪癖は抜けないもんですねえ。
ただし、タバコを吸い始めてから胃がキリキリ痛むのが無くなったので、100害あって1利無しは言い過ぎではなかろうかとも思います。というわけで、今年の夏にはまた吸い始めるかも。
 
仕事のストレスで吸い始めたので喫煙するのは職場限定(しかも1日5本程度)だったから、タバコを吸ってることに気がついていた人はあんまりいなかったんじゃないかな?
人前では吸わない、というか、誰かと一緒だと吸う気にならないんだよね。まああれですよ。寂しがり屋なんですよ。
本数も少ないし誰かに煙で迷惑をかけるわけじゃないからやめる必要もなかったんだけど、惰性で吸い続けるのもなんだかもったいないし、スタミナに不安を感じている今日この頃なので思い切ってスパッとやめることにしました。血流が良くないといろいろ良くないですしね・・・。
 

禁煙の方法

やめる方法というほどのことは無くて、吸いたくなったらニコレット噛んで、しばらくしてから噛む頻度はそのままで噛む量を1粒の半分にして、ついには4分の1にして、最後にはキシリッシュとかの普通のガムにするだけでした。
個人的に、「タバコをやめられない原因」はニコチン依存じゃなくて行動依存、つまり、ご飯を食べた後に一服するとか、車のエンジンをかけたらタバコに火をつけるとか、トリガーとなる行動によるものだと感じています。トリガーによって引き起こされる衝動をいかに他の行動におきかえていくかが禁煙のポイントです。
 

禁煙の副作用

やめるのは簡単なんだけど、その副作用が大変だったりします。
ひとつは便秘。ニコチンにはおなかをゆるくする作用があるので、摂取しないことによって排便が困難に。ただこれも、最初の禁煙の時に比べれば本数が少なくなっていたことでだいぶ楽でした。最初の時はあまりに出なくて肛門が切れたからな〜。
もうひとつは体重の増加。タバコを吸うと1本につき10キロカロリー消費するので、吸っていた頃と比べて同じ生活をしていると体重が増えていくのです。タバコ5本=50キロカロリー=ウォーキング1キロ分の運動と同等というわけで、
今は運動量を増やして太らないようにしているんですが、逆に「これだけ運動しているのに体重が減らないなんて!」と思うと凹みます。基礎代謝が増加するまで、辛抱の毎日です。