BingMapsが便利

地図って結構高い。仕事で位置図を作って配るんだけど、そのたびに最新の地図データを買うのと著作権料で、なんだかんだで50万以上かかっている。
調査をしてみたら他のところでは手書きで地図を作ったり地形図を利用したりとコスト削減に励んでいるようだ。中には住宅地図をコピーして使っているところもあるようだけど、そういうところは後で訴えられたり膨大な使用料を請求されたらいいと思う(笑)
 
来年度は予算的にかなり厳しいので、今まで通り地図にお金を払うことはできそうもない。ホームページではグーグルマップを使っているのでこっちの用途でも利用できないか調べてみると、販売したりGoogleのロゴを削ったりしない限りは印刷物も自由に頒布できるとのことだった。すごいぜGoogleさん! 不況の味方だね。
それで早速マイマップを作り始めたんだけど、印刷物がどうもよろしくない。10個程度のスポットを1枚の地図に印刷して何枚か作ろうと思ってアイコンで番号を割り振ったんだけど、追加したアイコンが印刷されないという問題が発生orz

画面ではこんな感じで表示されるのに、

印刷すると元のアイコンに戻されてしまう。これだとリストとの対照ができないではないか。
 
スクリーンショットを加工とかめんどくさくてやってられないので、いろいろ探してみたらマイクロソフトの検索サイト「bing」で提供している地図でもGoogleMapと似たようなことができるらしい。
試しにやってみると・・・

できた! 勝った! リストも1枚の紙に印刷されていて手間いらず。
(元地図は作りかけのまま放置の函館スープカレーマップ)
使用条件を読むに3D鳥瞰図以外は自由に使っていいということなので、次回からはこれを利用する予定。
 
GoogleMapに比べると不便なところが多すぎる(ヘルプが役に立たない。英語直訳で意味が通じない。KMLをいじらないとアイコンを変えられない、ユーザが少ないから情報が無い、などなど)けど、地図を印刷する機能に関してはなかなか優れている。
この前他の部署の人から
Google Map APIってどうやって使うの?」
って聞かれたけど、Bing Mapsを使った方がずっと楽だろうなあ・・・。今度あったら教えてやろう。
(ちなみにその時は「教えるのがめんどくさいからソースを丸ごとコピーして改変せよ」と伝えた。割と正しい教え方だと思う)